小笠原母島 ロックショア ~釣行初日(BkackDimension Spinning HH Proto No.2 / Bait Casting HH Proto No.2)

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2025.10.06

甑島の浜辺さんの高校時代の同級生の釣行、皆様の温かいご厚意に甘え、厚かましくも私までご一緒させていただくことになり、ついに夢にまで見た小笠原・母島への釣行が実現しました!

事前情報ではGT(ジャイアントトレバリー)やイソマグロが多く回遊する島とのことで、期待に胸を膨らませながら準備を進めました。

今回使用したのは、ロックショア対応のベイトキャスティングモデル。そして今期から新たに開発がスタートした、クロマグロをターゲットにしたキャスティングベイトモデルも投入。いずれもLDベイトリールとの組み合わせを前提に設計されており、過酷なフィールドで大型魚と真っ向勝負するための一本です。
開発テスターが込めた思いや設計意図を実際のフィールドで体感すべく、今回は福岡県大牟田市のプロショップSARASIの堀川さんのご厚意もあり新たにLDベイトリール(OKUMA TENMA)を準備「BlackDimension HH BAIT Casting Model Proto No.2」にセット、そして、現在テスト開発中の「BlackDimension HH Proto No.2」と共に母島の海で実釣テストを行いました。


旅の始まり

東京で皆さんと合流。初めての方も居酒屋で一杯交わしながらご挨拶。
翌朝、竹芝桟橋から小笠原行きのフェリーに乗船し、まずは父島を目指します。
私と浜辺さん以外のメンバーは石鯛狙いのため、エサも含めたタックル類は事前に宅急便で母島へ発送済み。一方、ルアー組はすべて持ち込みで対応しました。ロッドケースは長さがあるため預け荷物扱いとなり、料金は1,200円。道具を厳選すれば、移動も快適に行えます。
父島まで約22時間の船旅、早速乾杯!飲み過ぎには注意です。フェリーには500人以上が乗船しており、売店・食堂・ラウンジ・シャワールーム等も完備されています。
水平線に沈む美しいサンセットと、海から昇る荘厳な日の出の両方を望むことができます。
父島到着後、母島行きのフェリーに乗り換え、さらに3時間の航海。フェリーでは、トビウオを捕食するカツオ鳥の姿に一同感動。
母島に到着
今回お世話になる宿「ラ・メール母島」さん(小笠原村ペンション-クラフトインラメーフ)に無事チェックイン。
広々としたスペースでタックルセッティングも快適に行えました。夕食もとても美味しく、旅の疲れが癒されました。
実釣開始!

翌朝、渡船「えびす丸」さん(磯渡し | ゑびす丸母島 | 小笠原村)にお世話になり、沖磯へ。今回は「サワラ瀬」にルアー組の浜辺さんと一緒に乗せていただきました。上げ潮はそこまで速くなく、瀬に程よく当たる流れがあり、期待が高まります。

まずはトップウォーターで攻めるも反応なし。徐々にレンジを下げていき、シンキングペンシルが水面を割る寸前でバイト!
アジ系の魚だ!
上がってきたのはギンガメアジでした。
潮の流れも効いており、魚の引きもなかなかのもの。
もちろんですが HH Proto は余裕の対応。キャスト時の抜けも良く、操作性はまさにマニュアル感覚。アングラーの動きが試されるモデルではありますが、それもまたこのロッドの魅力のひとつです。

Tackle
Rod : BlackDimension HH Spinning Model Proto No.2
Reel : STELLA 18000HG
Line : SUNLINE ULT 10号 + VARIVAS 石鯛PE20号 15m
Leader : SUNLINE 大物ハリスナイロン 60号 2m
Lure : #HAMMERHEAD #BORDER #DeepChaser (hit lure)

その他使用ルアー
HAMMERHEAD BORDER CheryAsy195 #sharapoa230Slim
#Atoll #GONTA
#NativeWorks #napalm220
#LiberTango220

*メインラインは、ライン抜け等をチェックする為に太目のPE10を使用しております。テスター毎にPE6-10を使用し様々なラインシステムでテストを行っております。

その後、同じシンキングルアーでカッポレをキャッチ。水面での捕食が少ない状況下では、やはり沈めて探る方が有効のようです。
キハダのボイル等も全く見らない、想像以上にルアーへの反応が悪い。
潮が下げ潮に変わり、かなり速くなってきたことで、ルアーの時合は終了かと思われました。

ここで、事前に準備していた冷凍ムロアジ。この冷凍ムロアジがこれから活躍するとは、この時点では想像もしていませんでした。

次に投入したロッドは「BlackDimension HH Bait Model Proto No.2」*メインテスター・谷村氏の提案により、改良の希望が具体的な形となっております。
オモリなしのフカセ釣りで実釣開始です。複雑な潮流に対応するため、スペーサーとして太めのPEラインを20m取っているのが影響するかと思い、大きめのスイベルを中間に装着し、さらに潮にしっかり馴染ませるためにフロロカーボンのハリスを使用してみました。

テスト開発を進めているロックショアベイトキャスティングHH(スピニング/ベイト)両モデルを持ち込んだ今釣行は、とにかくロッドを曲げるため魚を掛けることに集中し、ルアーと餌のどちらにも拘らず、両方を駆使して挑みます。

フカセは大好きな釣りの一つでもあり、熊本で若い頃に学んだ「ダゴチン釣り」がベース。今でもその経験が様々な餌釣りに活きています。使用する針にもこだわりがあり、絶妙なネムリが入ったものを選択。吐噶喇でも愛用している信頼の針です。

冷凍ムロアジは、顎下から、エサの状態を見て時には頭から針先を通してセットし、潮が素直なところにキャスト、張らず緩まずの状態で流していきます。
スペーサーの20mが出ていく着底時?または流し終わりにゆっくり誘いを入れながら、たまにゆっくり落としながら誘い巻き上げてくるときにアタリが集中!
前アタリは待ち、時にはラインを送り込んだりゆっくり誘ったり、しっかりムロを咥えた魚が10m程走ったところで、レバーをオン。ネムリ針の特性を活かし、無理な合わせはせずに対応しました。

カッポレ、バラハタ、サメなどが相手をしてくれ、LDリール初心者の私にはちょうど良い練習相手となりましたが、サイズのわりにはどれも良く引く魚ばかりです!
Tackle
Rod:BlackDimension HH BAIT Casting Model Proto No.1 / No.2
Reel : #OKUMA #TENMA TM-10WXA
Line : #SUNLINE ULT 10号 + VARIVAS 石鯛PE 20号 20m
Leader : SUNLINE 大物ハリス FC50号 4m
Hook : #waywardlifeproduction #HRMS #ro 10
BAIT : デッドベイト ムロアジ

一度、大物がヒットしましたが、レバー操作ミスでバックラッシュ。惜しくも逃してしまいました。
未熟さを痛感する場面もありましたが、それ以上に得るものが多く、大きな学びの機会となりました。

どのファイトにおいても(魚は小さいですが)、スペーサーラインが磯で少なからず擦れていたにもかかわらず、切れずに耐えてくれたのには驚きました。従来のラインシステムなら即ブレイクしていたでしょう。
また、LDリール初心者の私でも、少し練習しただけでスムーズに扱えるようになり、そのリールの進化を肌で感じた一日でした。


最後の一投

潮が落ち着いたタイミングで再びルアーへ。バラクーダがヒット!
ヒットルアーは、またしてもHAMMERHEAD Deep Chaser。

Tackle
Rod : BlackDimension HH Spinning Model Proto No.2
Reel : STELLA 18000HG
Line : SUNLINE ULT 10号 + VARIVAS 石鯛PE20号 15m
Leader : SUNLINE 大物ハリスナイロン 60号 2m
Lure : #HAMMERHEAD #BORDER #DeepChaser 

今回使用タックル

その後は反応がなくなり、納竿。
回収となりました。

2日目に続きます。

(先になりますがYouTubeでも公開予定です。)

関連するプロダクト

ROCK SHORE BAIT Casting Model HH (開発中)


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