2019.10.24
2019年10月末
熊本の八谷氏とアカメを狙い一泊二日の遠征へ。
初めてのポイント。
夜に備え、明るい時間帯の干潮時に数か所を回り、地形、ベイト、流れを確認。
おおよそのポイントを絞ることが出来た。
一日目夜のジアイだろうと思われる時間帯を迎えた。
アクションの変化時に「コツンッ!!」と小さなアタリが出た!
うまくフッキングできた。
狙いのアカメではなさそうだ・・・
寄せてボガグリップでランディング。
良型のマルスズキ。
タックルがヘビーすぎました。
タックル
ロッド:OceanSprinter844 ベイトカスタム
リール:US SHIMANO Tranx400 アースフィールドフィッシングカスタム
ライン:PE4号
リーダー:FC18号
(今回使用した、OceanSprinter#4 OverHead Model。このようなPE3/4号を使用したビッグプラグ(~80g)にも快適に使用できます。小さいルアーは14㎝程あれば普通にキャスト可能です。
今回のガイドは、ショアゲームを前提としたセンシティブガイドセッティングを使用。
お使いのタックル、ターゲットにより、ガイド種類、径、アンダーラッピングの有無等、ベストな仕様をご提案いたします。
もちろんグリップもサイズ長さ径を調整いたします。
リールに関して。
ショアゲームであれば、コンクエスト200クラスのリールがより快適に使えると思います。
*Tranx400は、オフショアやショア青物に適していると思いました。)
後日のマルスズキ釣行で。
90gクラスのミノーも楽にキャスト。
リールサイズ感も抜群でした。
その後、潮の動きの変化があり緊張感が走ったが、反応を得ることは出来なかった。
次のチャンスは4時間後だと想定。
その間、ヒラスズキ狙いに変更。
溜まっているところを見つけ、八谷氏がまずキャッチ。
ロッド:BlackAddiction105
リール:セルテート2510R-PE
ライン:PE1.5
リーダー:バリバスナイロン22lb
ルアー:TACKLE HOUSE TKLM120
その後、私(前田)にもヒット。
ロッド:シーバススピニングプロト 9ft クラス
リール:STELLA3500
ライン:PE2
リーダー:FC7
ルアー:TACKLE HOUSE K2F142
(プロトのスピニングモデル。パリッとシャープで軽快です。パワーもあります。これから使い込みデーターを収集し、改良をくわえます。)
その後、小型を八谷氏が追加。
そして、再びアカメ狙いへシフト。
小雨が降る中、流れに変化があり、ボラが溜まっている。
雰囲気抜群の中、キャストを続ける。
私にもショートバイトがあったが、何かわからない。
暗闇の中、50mほど左にいた八谷氏が「ヒット!!」と叫んだ。
あわてて駆け寄り、ヘッドライトを照らすと、
水中に赤く光る目!!アカメだ!!
「そんなサイズはないよ・・・」と言う八谷氏。
私はボガグリップを握りランディングに備えた。
間近で見ると、想像以上に大きい!
一回目のランディングチャンス!
意外と素直に寄ってきたが、足場も悪くうまくキャッチできなかった。
それから、力強いトルクでグンッ!グンッ!!と走り出した!
手前にある根に潜り動かなくなったが、フリーにするなど対応し、沖に出たところで、一気に勝負にかかる八谷氏。
一進一退を繰り返す、息をのむファイトが続く。
そして、無事にボガグリップでキャッチすることができた。
時折首を振るアカメのパワーはすさまじい。
ボガグリップをしっかり握りしめておかないと、手から抜けてしまいそうだ。
赤い目、分厚い唇、鎧のような鱗・・・鳥肌が立った。
その後、無事にリリース。
おめでとうございます!
長さ、実測106㎝。
重量、ボガグリップ30lbは振り切り検量はできなかった。
タックル
ロッド:TRUTH JAPAN Permission 95MH
リール:エクスセンスDC
ライン:PE2
リーダー:プロセレナノダックス70lb 14号
ロッドは、シーバスモデルで開発した「Permission95MH」。
周りが障害物だらけのポイントで、一時根に潜り動かなくなったが、無理をしないことで回避。
横でみていると、どうにか主導権を持ちながらもファイトはできていた。
一般的なシーバスロッドよりは硬いと思われるが、超高弾性ブランクのシーバスモデル、アングラーの技量に伴うところもあるが、ロッドポテンシャルを十分に確認できた一匹になった。
その後、チャンスはあったかもしれないが、今回の一匹に出会えたことで2人とも全てが報われた。
いったん車に戻り仮眠をとることに。
再び次のジアイと思われる時間帯。
キャストを続けたがショートバイトのみとなった。
そして、次の日の夜、アカメを狙いながらも、ジアイ待ちでヒラスズキを狙うが、小型を一匹追加し、納竿となった。
今まで何度か違う地でアカメを狙ってきたが、出会うことはできなかった。
しかし、突然その時は訪れた。
自分達が手掛けた道具で出会えたことに心から感謝します。