2019.05.09
2019年1月より、ヒラスズキシーズンを通し行ってきたテスト釣行の一部をご案内させていただきます。
只今、今秋リリースで最終調整に入っております。 105(10ft5inch) / 1011(10ft11inch) 2タイプテスト開発
仕様
TITANIUMフレーム TORZITEリング
TOP T-KGTT7 ~ T-KWTG30 (一番下のみダブルフット)
EVAグリップ仕様
逆並継
開発コンセプト
・サラシの条件となる強い向かい風を切り、ルアーをポイントまで送り込むためのシャープで高反発なブランク、また風の抵抗を少なくする細身のブランクであること。
・過酷なフィールドの中、疲れを軽減するための軽くバランスがとれた設定
・セレクティブな状況下で多用する小型(80mmサイズのミノー)から、大型(40g前後のシンキングペンシルやトッププラグ)に対応できるキャスト性能。
・うねりを伴うサラシの中でも大型ヒラスズキをしっかりと誘導できるバットパワー、そして超高弾性ブランクでありながらも、可能な限り無理がきくブランク破断強度を求めました。
2019年1月から上記コンセプトを元に、ヒラスズキはもちろんサラシがないときは青物や激流の真鯛まで様々な魚種を相手に、数名の協力者のもと、急ピッチでフィールドテストを繰り返し行ってまいりました。
「105」においては、テストNo.1から開発コンセプトに対し素晴らしい完成度で、多数の魚達とのファイトを試みましたが改良の余地が見られず、非常に軽快でシャープでありながらも、パワーをもったロッドに完成しました。
主な使用タックルは以下になります。
●A氏 ヒラスズキ 真鯛 青物 狙い ・リール セルテート2510R-PE ツインパワー4000 ・ラインシステム PE#1.5×フロロ25lb. ・ルアー ジップベイツ・ザブサシステムミノー11Fタイダル / 139F マングローブスタジオ・サルディナ107F / 127F タックルハウス フィードシャロー128 サーフェスウイング95F 他
*タマン狙いにはPE2使用
●B氏 ヒラスズキ 真鯛 青物 カスミアジ 狙い Reel : STELLA3000HG Line : PE1.5 Leader : FC28lb #6 FC30lb#7 Line2 Line : PE2 Leader : Leader : ISOハンター#5.5(3m)+Nylon30lb(#12/3m) Lure : MangroveStudio SARDINA107F/127f/137f Ima SASUKE140 / SASUKE120 / SASUKE98剛力 TACKLEHOUSE K2F142 / K2F122 / K2RP122 SKAGITDESIGNS HIDE SHALLOW120 DUO MNIC FISH 88(11g)/ 99 PDG SWING WOBBLER 85S 12g 原工房yokaZ140 HAMMERHEAD MOET 他
*タマン・カスミアジ狙いにはPE2使用
●C氏 真鯛 青物 狙い(極小ベイトパターン) リール:ツンパワーXD5000XG ライン:YGK GSoul 30LB リーダー:YGKガリスFCスリムアンドストロング ルアー:サルディナ107F ローリングベイト88RW マニック88 他
YouTube
YouTube2
1月
スモールルアーにも十分対応できます。
激流での青物 真鯛狙い。 同タックルにてロッドパワーの確認を行いました。
激流そして激しい根が点在。かなり無理をしますが、ロッドはしっかり答えてくれます。
イワシを追いかけてシャローに入り込む真鯛、絶好のテスト相手となります。
オフショアとは違い激しく強烈な引きをします。
3月
東京 プロショップhage ご一行様
激流シャロー域で数匹のバイトを得るが、すべてショートバイト。
最後に決めていただきました。
4月
80後半キャッチ
凪の日は、真鯛・青物狙いへ
様々なデーターが収集できます。
5月
鹿児島県 甑島遠征
水温か海域の違いか? 桁違いに強いヒラスズキ達。
タマン(ハマフエフキダイ) ヒラスズキロッドのテストには絶好のターゲットです。
そのスピードとパワーにタックルは対応できても、アングラーが精一杯でした。
リリース後もフィールドに通い、次の開発に繋げていきます。