熊本天草 シーバス 鹿児島県青物 (BlackAddiction 105 BAIT Custom)

TOPお客様からのレポート熊本天草 シーバス 鹿児島県青物 (BlackAddiction 105 BAIT Custom)

2022.12.03

レポート内容

モデル名
BlackAddiction105 BAIT Custom
ロケーション
熊本天草 鹿児島県
タックル詳細
ロッド BlackAddiction105 BAIT Custom
リール #リョウガ1520HL
ライン #サンライン #ソルティメイトCAREERHIGH6 1.7号
リーダー #カットイン7号
ルアー #TACKLEHOUSE #K2F142 (クロダイ) #TKLM140 (シーバス) 

北海道のフィールドでTRUTH JAPANを試用し、色々とサポートいただいている日野氏。

4月下旬の玄界灘 優 ヒラマサツアーに参加するために福岡へ。

しかし、台風1号の影響で前半が中止になり、急遽熊本へ移動しショアキャスティングへ。

日野氏よりレポートを頂いております。


Tackle

ロッド BlackAddiction105 BAIT Custom
リール #リョウガ1520HL
ライン #サンライン #ソルティメイトCAREERHIGH6 1.7号
リーダー #カットイン7号
ルアー #TACKLEHOUSE #K2F142 (クロダイ) #TKLM140 (シーバス) 

#SKAGITDESIGNS #HIDESHALLOW120F (青物)

TRUTHJAPANN前田代表にお誘い頂き九州遠征を決行しました。
今回の遠征はヒラマサキャスティングをメインとし準備してきましたが
台風1号の影響で予定の前半が中止となったことから
前田代表のご厚意でショアからのキャスティングゲームをご提案頂き
初挑戦の釣行となりました。
まずはナイトシーバス。
イメージでは常夜灯や街灯が照らす明暗部を狙ったり薄明りの中で釣る感覚でしたが
一切の灯りは無く漆黒の闇に鈍く光る海面の波立を凝視しブレイクラインと流心を把握する
未知の釣り展開となりました。
とにかく風が強く状況判断が難しい中ではありましたが
干満の影響によるカレントは手元に伝わっていたので多少は意識出来ます。
しかし、着水するルアーも風に撓むラインも目視できないので
ひたすらイメージと感覚をすり合わせる時間が続きます。
前田代表から「いい時間帯ですきますよ~」と声を掛けられ
キャストにも力が入りより集中しているとリトリーブ中盤を過ぎたあたりで
「コッコッ・・・」と手応えがあったがそれ以上の重量感は伝わらずに回収。
流れに対しクロスからダウンクロス気味にロングキャストしルアーがアクションする
ギリギリのリーリング速度でじわーっと巻いてくるとさっきと同じように
「コッコッコッコッ・・・」の後にドスンとヒット!
「ヒットーー!」と声を上げ前田代表に伝えました。
何も見えない中初めてのシーバスとのやり取りを堪能しつつ
手前の藻を警戒しながら寄せランディング時にヘッドライトを点灯してキャッチとなりました。
誌面や映像でしか見たことがなかったシーバスはサイズこそレギュラーでありながら
各ヒレが青白く光り発達していて傷一つなく体高があり綺麗な魚体で最高にカッコいい魚でした。





その後ルアーローテーションを繰り返しジグミノーでヒットするも
最初のヒット時よりもかなり潮が下げていたので手前の藻に突っ込まれ動かなくなり
グイグイ引っ張ったり緩めたりするも残念ながらすっぽ抜けでバラシとなってしまいました。
結局そのヒットを最後にアタリは無くナイトシーバスは終了となりました。

 
翌日、更に強さを増す向かい風の中同様のポイントへ。
正直アウェイの自分としては「無理でしょう」と思えるほどの強風と風波ですが
そこは絶大な信頼を置く前田代表の判断に任せキャストを開始しました。
フルキャストしたルアーは15m程度飛んだ辺りで失速しポチャんと着水するほど。
徐々に釣り場を変え移動を繰り返していくと足元からどん深で
ぶち当たった波が砕け広がり青白くサラシが出来ていることに気が付きました。
内心、これがあのサラシ撃ちか!とそれまでの強風によるテンションダウンから一気にテンションアップへ転換(笑)
サラシの広がり方というのを目の当たりにし、広がりが小さいとバイトを得られないというのを
承知していたので素人ながらサラシのタイミングを見計らい無駄にロングキャストせずに
しっかり見定めてキャスト。
着水と同時にミノーを潜行させ早めのリーリングにジャークを織り交ぜること数メートル
ガッガガと手ごたえと共に引き並みに乗ってドラグ音が響きます。
立ち位置は大岩の上で足場が高いので周囲を見渡しランディング場所を冷静に判断します。
白波の中に見え隠れする相手を見るとシーバスではなく思いのほかなクロダイ。

しかしながら良型のクロダイは波を味方にしてグイーンと重くジリジリとラインを引き出します。
至近距離でのヒットで足元ふきんでやり取りしているのでモタモタすればバラシとなるので勝負を急ぎます。
ここだという岩へ飛び乗りラインを一気に巻き上げスプールを抑えてロックし抜き上げに成功。
ボガを掛けてこれまた初めての磯クロダイキャッチに大満足の釣果となりました。





今回使用したブラックアディクション1011は反発力が強いながらウェイトが乗ると粘り強く曲がるといった
安心感のあるロッドで自分のような初挑戦のアングラーでも心強いロッドだといえます。


最終日、正午過ぎには熊本空港を発つというのに
無理難題ともいえる超短時間ショアブルー釣行を熱望し最後の悪あがきへ。
前日までのタイトスケジュールプラス、直前まで夜間移動を繰り返し
更にAM3時には出発という強化合宿最終日を迎えました。
ビジターの自分には分かり得ない、ポイントに対する潮汐のタイミングを狙い撃つということで
朝マズメ気合いが入ります。
しかし、移動時間を考えるとAM8時には撤収しなければならないので逸る気持ちを抑え磯に向かいました。



磯に降り立つと川と見間違うほどの流速で潮が流れています。
そしておびただしいベイトの群れが次々と眼前を流れて行って抜群の雰囲気の中キャスト。
沈み根周りを意識して探っていくも中々反応が得られず刻々とタイムリミットが近づきます。
岩から岩に飛び移り磯際や沖の根回りを探るも無反応な時間が過ぎ半ば諦めかけていたところで
突然「ゴボ!ドボン!」と背後からボイル音が発生。
キャストしたばかりのルアーを高速で回収し集中してボイルのやや沖目にキャスト。
奇跡的にピッタリと狙い通りキャストが決まりラインスラックを取って
ロングジャーク・ポーズを2度入れたところでドスンとヒット!
それと同時に一気に向かって右方向にダッシュ。
その方向には大岩と沈み根が点在しているので少しでもランの方向を変えるため
岩を二つほど飛び移って立ち位置をズラしドラグを少し締めて耐えます。
すると反対に走り出したのでロッド全体で岸に寄せるようバッドを効かせて耐える姿勢のまま
全力でリーリング。グングンと寄せ目視したのは丸々としたヤズ(ハマチ)
チラっと見えた口元にはガッチリとフックアップしているのが確認できたので
沖に走らせないよう体力を削り様子を見つつランディング体制へ。
しかしそこは青物らしく足元から何度もダッシュを敢行し最後まで粘ってくれました。
健闘を続けたヤズでしたが、しっかりボガを掛け無事キャッチ。
経験したことのなかったショアブルーはリミットが迫る中で出会えた思い入れの深い1尾となりました。



相手をしてくれたことに感謝してリリース。
また九州遠征を決意するには十分すぎる成果となりました。
この釣行でも1011は全くパワー負けすることはなく
ラインの引張強度を最大限に発揮し難易度の高いポイントでのファイトを有利に進めるには
不可欠なロッドだと思いました。
時間の許す限り九州の釣りを見せてくれた前田代表、お世話になった皆さん
本当にありがとうございました。
また必ずお邪魔しますのでよろしくお願いします。

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#トゥルースジャパン
#ヒラスズキ #blackaddiction 105 #bait #custom #ベイトキャスター #ベイトキャスティング
#シーバス #チヌ #青物

約2日間のショア釣行、初めてのフィールドでしかも初めての魚種シーバス、クロダイ、青物(ヤズ)と仕留めた日野さん。

日野氏の日頃から鍛え上げた体力はもちろんですが、釣りに対する真剣な姿勢と忍耐力に驚かされた釣行となりました。

次は、オフショアヒラマサキャスティングのレポートになります。

ご協力いただいた店舗様:

レポートしていただいたプロダクト

BlackAddiction 105 (HIRA Model)

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