玄界灘 優 ヒラマサキャスティング ジギング(OceanSprinter896 / TrickStar642Proto)

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2024.05.12

2024年4月 玄界灘 ヒラマサキャスティング ジギングツアー
西公園横の「優」さんにお世話になりました。

ご参加いただいた皆様のご活躍はこちらをご覧ください。

福岡県玄界灘 優 ヒラマサキャスティング (OceanSprinter856 Custom) | TRUTH JAPAN
平井様

福岡県玄界灘 優 ヒラマサキャスティング (OceanSprinter896) | TRUTH JAPAN
木田様

福岡県玄界灘 優 ヒラマサキャスティング (OceanSprinter838) | TRUTH JAPAN
中西様

福岡県玄界灘 優 ヒラマサキャスティング (OceanSprinter896) | TRUTH JAPAN
池田様

福岡県玄界灘 優 ヒラマサキャスティング (WhiteInsight828) | TRUTH JAPAN
笹倉様

「642」は約2年前からテスト開発を行い、今回は3度目の改良となります。
下記は吉村船長と協力者の川口氏そして私の意見を基にそれぞれの特徴をまとめています。
Proto No.1 芯がブレブレで操作性が悪い
Proto No.2 2タイプ 操作性は良いがフックアップの際に曲がりすぎる感があり、フックアップに不安がある。
Proto No.3 2タイプ(A/B) 
 A:しっかりとした操作性で643に近い操作感、魚を掛けてからも安心感がある。 

 B:642の「ナチュラルに泳がす」のコンセプトに沿った操作性、バットパワーの弱さが若干気になりますが(Proto No.2よりはしっかりしている)、643との差別化を図るには良いフィーリング。

以前「優」に乗船され、玄界灘のヒラマサに精通している吉田氏にも試用していただきました。
まずは「A」
Tackle
リール:セルテート5000
ライン:PE 2.5号
リーダー:12号
ジグ:カーペンター サンダーストラック100g
フック:ツインスパイクフック 

そして「B」
リール:ソルティガ8000gp
ライン:PE3号
リーダー:14号
ジグ:船長私物ジグ 180g
フック:シングルフック 7/0 

吉田氏コメント
共に水深70〜40m 使用したジグが違うのですが、それぞれのロッドで感じたのは 、
「A」は、150gくらいまでのロングジグを操作するのにとても良かったです、手元に伝わる潮の重さの変化も非常にわかりやすく軽く張りも適度でした、かけてからのやり取りも竿全体で曲げ、突っ込みにはレングスで追っかけて耐えられました。
バットまでの曲げるとダウンナットが緩んだのでロックダウンナットも追加した方が良いかとも思いました

「B」は着けてたタックルバランスがいまいちだったため竿をねかしての誘いとファイトになりました、 ジャークする時にロッドの先が定まらない感じがしたのと、ファイト時にロッドの曲がりポイントが解らずどこで曲げてファイトしたら良いかと探す感じでした、今回の状況下だと私は「A」が良かったです。

吉田様、大変貴重なコメントありがとうございました。

吉村船長、そして私のの意見、開発コンセプト、他ラインナップとの比較対象を行い進めていきます。

今回の「優」では水深90メートルほどのポイントがメイン、テスト開発中のジギングロッド「TrickStar 642」の出番が多く、テスト開発に協力いただいている吉村船長と共に試用してみました。

水深90メートル、ベイトはイワシ、中層まで反応あり
ご参加いただきジギングをしていた木田さんが発した言葉で、好調だったキャスティングを止めついついジグを落としてみました。
ジグは200g、風はそこまで強くなく大きくドテラにはならず、5・6回ほどの底どりを行い回収しまた投入といった感じです。
ベイトはイワシとの事で、波動を抑えたナチュラルなアクションをイメージしバット部分に乗せるように操作していると、着底から10m程フアフアとジグが軽くなり魚が着き食い上げたのが伝わり、その次の瞬間ズドンッ!と重量感。No.2と比較してもイメージ通りフッキングは決まりました。

Tackle
Rod : 642 B Type
Reel : STELLA8000PG
Line : #SUNLINE #ULT 3
Leader : SUNLINE #SystemShockLeader FC 12 40lb
Jig : #GIKOjig 200g #SARASI
Hook : #CBONE SX 7/0

通常はバラシ防止のためにもロッドエンドを腰に当てることはしませんが、今回はテストロッドの為立ててみます。
リールシートまで曲がりシートがブワブワ動く感じがありますが、折れるかな?といった不安な気持ちにはなりません。吉田氏が指摘するようにダブルナットにしたいと思います。
シートから後ろのグリップも一緒に曲がり、ロッド全体でヒラマサの動きを受け止め、そして全体でリフトするイメージです。
良く引くヒラマサでした。
16㎏オーバーの良いヒラマサでした。
去年のこの時期の「優」ツアーでは、18㎏をはじめ多数の10㎏オーバーをキャッチできました。
吉村船長のジギングの腕前は、素晴らしいものがあると思います。

次は水深40m
キャステインングのポイントでしたが、周りに多数の船がいましたのでジギングで探ることに。

Tackle
Rod : 642 B Type
Reel : STELLA8000PG
Line : #SUNLINE #ULT 3
Leader : SUNLINE #SystemShockLeader FC 12 40lb
Jig : #GIKOjig 200g 福岡大牟田のプロショップSARASI 堀川氏の思いを形にしたJIG #SARASI
Hook : #CBONE SX 7/0

先ほどの90mと同じタックルですが、ジグへの動きを殺すためにロッドの角度を調整しシートに伝わる力量を感じながら操作します。
こんな時も今回の「TrickStar 642」は重宝します。
胴調子なので力が加わるほどスムーズにベンドが移行し急なアクションの変化がなくジグの動きを安定させやすく、完全1pcでシート付近まで力が分散されているのがわかりジグへの運動伝達量を手で感じる事が出来ます。

小型ですが、「642」での嬉しい一本です。
現在も吉村船長が「A」「B」を比較しています。
どちらも完成度の高い仕上がりとなっておりますので、どちらかでリリースを決めたいと思います。
リリースとなれば、玄界灘に限らず、熊本の天草、瀬戸内、日本海、北海道のブリとかなり使い勝手の良いモデルになりそうです。
今しばらくお待ちください。

キャスティングでは、お気に入りの「OceanSprinter896」が活躍しました。
全員ヒット!?の場面もあり、玄界灘「優」のポテンシャルを感じる事ができました。
Tackle
Rod : OceanSprinter896 2タックル(PE6対応/PE8対応 2モデル)
Reel : #STELLA 14000XG
Line : PE6 / PE8 (#YGK ODD)
Leader : #SUNLINE #systemshockleader 130lb
Lure : #力丸水産 155LF ( #レベルフローティング )(55g)/ #SALTIGA #ROUGHRIDE 160F (64g)
Hook : #OWNER #ストロングクエ 25号 #カットおよがせ 24号

タックルは前回の五島列島福江島「恵美須丸」の時と一緒です。
春特有のベイトがイワシの為小型のルアー使用頻度が多く、しかも大型が連発するこのシーズン。
50g程のルアーをストレスなく遠投出来、いざヒットすれば安心して取り込むことが出来る「OceanSprinter896」は頼りになります。

ご検討中の方々から「OceanSprinter856」とどう違うのか?との問い合わせをいただきます。

856は、
・小型中型船
・乗り合い
・小柄な方
・手返し良く、より軽快なキャストフィーリングを求める方
・より細かい操作性を求める方(オートマチックにも対応)

896は、
・「優」のような大型船
・ミヨシでの使用
・大遠投

*896は、PE8号対応の設定もございます。カスタムにて対応しております。
PE8号使用の際はロッドの立て過ぎにご注意ください。バットに乗せるイメージです。

「優」の吉村船長、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

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