種子島 すみ丸 GTキャスティング 2025年5月(WhiteInsight 8210)

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2025.05.20

5月——すみ丸・押川船長による春のモジャコ漁は、今年も無事に終了いたしました。 そして、種子島すみ丸GTがいよいよ開幕です。
(※今回の模様は、現在YouTubeにて公開準備中です。 アップロード完了次第、改めてご案内いたしますので、ぜひお楽しみに!)

押川船長のご厚意により、5月のスタート時期に合わせて、TRUTH JAPANツアーの予約を入れさせていただいております。 吉と出るか凶と出るかは、その年になってみないと分かりませんが、期待は高まるばかりです。

今回は前日の夕方に種子島へ移動し、鹿児島港でメンバーと合流します。
熊本から鹿児島港までは約2時間半、そこから高速船で種子島へは約1時間半。 1泊2日でもGTゲームに行けるこの素晴らしい環境に、心から感謝しています。

なお、今年から高速船への荷物持ち込みに関する制限が大幅に厳しくなっております。 特に長尺物やクーラーボックスなどは注意が必要です。 馬毛島の工事の影響は、ホテルだけでなく高速船の運行にも及んでいるようですので、事前の確認をおすすめいたします。


押川船長に港まで送迎していただき、ホテルレクストンに到着しました。
早速、タックルを組み、明日に備えます。

夕食は、いつもお世話になっている「旬彩ダイニング稜」へ。 釣り好きの店主が腕をふるう料理は、新鮮な魚はもちろん、種子島の旬の食材をふんだんに使い、彩り豊かで味わい深いひと皿に仕上がっています。

今回のメンバーをご紹介します。 左奥にいらっしゃるのは管さん(お父様)、左手前は娘さんのゆきなさん。 右手前は、福岡・鳥栖にオープンした「トミヤ」の店主・川口さんです。
ゆきなさんは昨年、悔しい思いをされたこともあり、今年はリベンジに燃えています。 その熱意が、今回の釣行をさらに盛り上げてくれそうです。

その後2人は、私の部屋に押しかけて、 「部屋ちょっと変な臭いがするばい!」と言われながら、わいわいと酒盛り。 明日に備えて早めにお開きとなりましたが、楽しい夜をありがとうございました!

釣行の数日前、「トミヤ」がグランドオープンを迎えました! 多くのお客様にご来店いただき、心より感謝申し上げます。
翌日は天候にも恵まれ、いよいよ出港。 まずは近場のポイントから攻めていきます。

最初のポイントではトビウオの姿は確認できたものの、全体的に雰囲気はいまひとつ。少し移動することに。 水深は40mから駆け上がり、トップは20m前後。 特に大きな気配は感じられませんが、時折トビウオやダツが跳ねる様子が見られます。

そんな中、ミヨシにいた管さんに強烈なバイト! 惜しくも乗らずでしたが、「いる!」という確信が走ります。

そして水深20mトップ付近、丁寧にアクションを続けると、音を立てGTが海面に全貌を現しルアーを豪快に海中へと消し込んでいきました! 手前に走られたことでフッキングには苦戦しましたが、数度のフッキングを終え無事ファイトへ移行。 キャビン前から一気にトモまで移動し、押川船長の前進フォローが入ります!
ポイントに入る前には、押川船長に使用しているPEラインの号数やタックルのバランスを必ず伝えています。その情報をもとに、ヒット時の対応を事前にシミュレーションし、万全の準備を整えています。

テニスで負ったふくらはぎの中度の肉離れから、まだ2か月。 リハビリの途中ではあるものの、毎晩のウォーキングとストレッチを欠かさず続け、この遠征に向けて少しずつ身体を慣らしてきました。 不安がよぎる瞬間もありましたが、すでにアドレナリン全開です!


今回の勝負に選んだのは、これまで数々のGTをキャッチしてきた信頼の一本——「OceanSprinter 8110」。 まさに自分の手足のように馴染む、絶大な信頼を寄せるロッド。

Tackle
Rod : OceanSprinter 8110
Reel : #stella 14000XH
Line : #ODD no.8
Leader : #SUNLINE #大物ハリス No.40+ zylonKnot No.30
Lure : #fishtrippersvillage #libertango #emocion 220
Hook :#waywardlifeproduction 7/0 proto / #BKK DIABRO 11/0
Fishing Glove : @shojimatsumoto_fishiiing (proto model)

そんな時に限って現れる、元気の良いGT。 すこし距離を走られましたが、押川船長の巧みな操船にも助けられ、ついに無事ランディングへ。身体の不安を乗り越えた一尾に、以前の自信を取り戻し、大型魚と戦える体が戻ってきたと実感した瞬間でした。

春のGT戦、すっかり私のパイロットルアーになった
#fishtrippersvillage #libertango #emocion 220
センターフックは、#waywardlifeproduction 7/0 proto
リアは #BKK DIABRO 11/0
小型ルアーでありながら、押川船長の強烈なフォローにも揺るがない、信頼のフックセッティングです。
スイベルが付いていないルアーのセンターフックは、ザイロン50号などでフリーノット結束することで自由度が増し、センターアイの破損やフックの折れ、バラシを防ぐことができます。
(長時間ファイトのマグロには使用していません)
重量は測ったはずですが、記憶が少し曖昧です。30kg半ばくらいだったでしょうか。


この1匹を機に再びテストロッドの「WhiteInsight8210」(現在リリースを終えております)を手にすることができました。

そしてその後、菅さんが連続ヒット!「HEAD DIP200」を駆使し勢いは止まらず、現場は大盛り上がり!その模様はこちらからご覧いただけます。
鹿児島県種子島 すみ丸 GTキャスティング (OceanSprinter838/8110) | TRUTH JAPAN

次のポイントへ移動。 管さんの連続ヒットを目の当たりにし、「やはり今回もこのルアーか…」と確信。 私も「HEAD DIP 200」を装着してみることに。

水深は40mから駆け上がり、20mを通過するエリア。 その間、ダツの反応が良好で、「GTはいる!」という緊張感が走ります。 そしてそのまま、水深をキープしたシャローエリアへ突入。

川口さんと冗談を交わしていたその瞬間、 横から音を立てて反転し、ものすごい勢いでルアーにアタック! ラインを一気に引き出すGT、それもかなりのサイズのようです!

フッキングはしっかり決まっていたため、追い合わせはせずにそのままミヨシへ移動。 激しい根はないとはいえ、水深20m。押川船長の巧みなバック操船で、魚を浮かしにかかる、それに応えなければならない!
種子島のGTに挑み続けてきた年月の中で、押川船長との絆は深まりました。かつては呼吸が合わず、悔しいバラシやラインブレイクも経験しましたが、今では言葉を交わさずとも通じ合えるほどの信頼関係に。種子島のGTに挑む、かけがえのないパートナーです。

今回のタックルは、先ほどの一尾で「戦える」と確信し、迷わず手にしていた「White Insight 8210」を。 このGTは、まさに絶好のテストになる――そう思いながら、ロッドに体重をしっかり乗せて応戦態勢へ。

Reel : #DAIWA #SALTIGA 18000HG
Line : #ODD No.10
Leader : #SUNLINE #大物ハリス No.50 + #Zylon Knot No.40
Lure : #SHIMANO #HEADDIP 200
Hook : #waywardlifeproduction 7/0 Proto
ロッドに体重を乗せる。その瞬間、気になっていた右足も以前のように力強く応えてくれました。
強烈なファイトではありましたが、終始主導権を渡すことなく、スピーディーかつスムーズにランディングへと持ち込むことができました。

「WhiteInsight 8210」
特に今回のGTでは、シャロー激流エリアのフォローが入るポイントでも、その粘り強さと深い懐によりGTの走りをしっかり吸収し、アングラーへの負担を大幅に軽減してくれます。
検量43kg。 厚みのある体高に鋭い眼光、まさに種子島GT!
堂々たるGTに敬意を込め、素早く海へ。
押川船長、そして素晴らしい時間を共有してくださったメンバーの皆様に、心から感謝いたします。

さて、次は川口さんの番。
「出そうだな…」と隣で川口さんのアクションを見守っていると――突如、水面が爆発! ルアーが水中に消え、ファイト体制に入った瞬間…痛恨のバラシ。

しかし、まだチャンスはある!

「他のGTが追ってきているかも!?回収時もドッグウォークして!」 そう声をかけた直後、大きなGTがジグザグに高速遊泳しながら水中のルアーに反転し、持ち去っていった。その魚体は黄金色に輝き、まるで興奮しているかのような動き、今でも鮮明に覚えています。
凄まじいファーストランを制し、見事キャッチ――今回最大漁となる45kgのGT!

その時の模様がこちらです。
鹿児島県種子島 すみ丸 GTキャスティング (OceanSprinter838) | TRUTH JAPAN
川口さん、お気に入りのルアーでおめでとうございます!


次は、ゆきなさんの出番です。 今回安定の「HEAD DIP 200」を持っていなかったゆきなさんに、私のルアーを譲り、使っていただくことに。

何度かバイトはあるものの、なかなかフッキングに持ち込めず、歯がゆい時間が続きました。 それでも諦めずにキャストを重ね――そして、ついにその瞬間が訪れます。

みんなが見守る中、ルアーに襲いかかるGT。 ファイトが始まり、緊張と歓声が入り混じる船上。 そして――見事キャッチ!

お父様がそばで見守る中、ゆきなさんの30㎏オーバー渾身の一尾。
感動の瞬間、おめでとうございます!

鹿児島県種子島 すみ丸 GTキャスティング (OceanSprinter8110) | TRUTH JAPAN
この日、メンバー全員が安打を達成。 まだ15時――GTはまだまだ出たであろう状況でしたが、全員が大満足の釣果に笑顔がこぼれます。
押川船長に感謝を伝え、今回は早上がり。

そして迎えた翌日――期待を胸に、一級ポイント・喜志鹿崎へ向かいます。
しかし、まさかのノーバイト。 昨日好調だったポイントへ移動するも、まさかの沈黙。
そう、よくある話です。たった一日、数時間で、海は静まり返る。

計り知れないポテンシャルを秘めた種子島の海。
またいつか、爆発する種子島の海に出会えると信じて。
私たちは、これからもこの海に通い続けます。

皆様ありがとうございました。

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WhiteInsight 8210

OceanSprinter 8110


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