2026.04.18

4月後半、再び玄界灘「優」吉村船長のもとへ。

今回は国内のお客様とのツアーです。
事前情報では、この時期としては珍しくサンマが入っているとのこと。例年の春パターンであるボラも意識し、大型プラグも準備して挑みました。
もちろん定番のイワシパターンも想定していたため、ルアーの数はかなり多めです。
ロッドはここ最近テストを続けている「WhiteInsight Long Length Proto」。
一度改良を施したProto No.2も完成したため、No.1との比較検証を行います。
また飛距離や使用感を比較するため、私が長年愛用している「OceanSprinter896」も持ち込みました。
まず一ヶ所目のポイント。
開始早々、佐藤様がヒラマサをキャッチ。
使用ロッドは「WhiteInsight7610」。
前回は厳しい状況でしたが、今回は期待できそうな雰囲気です。
さらに移動すると、吉村船長の予想通り至る所でサンマが跳ね始め、ボイルが発生。
この時期にサンマ!!
中には明らかに大型と思われる魚影も確認できます。
射程圏内へ入りキャスト。
ヒットしたのはまさかのヤズでした。
その後、同じパターンでヒラマサも追加。
魚の気配は十分です。
ところがボイルは一瞬で沈静化。
吉村船長はすぐに移動を決断し、大きくエリアを変更しました。
到着直後、再びボイル発生。
ベイトは目視できませんが、波紋の大きさからイワシではなさそうです。
Tangera 190を選択。
射程圏内へ入るまでじっくり待ち、キャスト。
ワンジャーク目で出るも乗らず、次のジャークでヒット。
上がってきたのは9kgクラスのヒラマサでした。
流石は吉村船長。
しっかり魚に当ててくれます。
その後も丁寧にポイントを流していくと、シャローエリアで大型魚のチェイス。
ヒラマサなら30kgクラスはありそうな魚体。
茶色く見えたため、もしかするとクエだったのかもしれません。
期待が膨らみます。
その後は誘い出しへ。
水深は20〜50m。
ボイルは落ち着いていましたが、先ほどお客様が釣り上げたヤズが大量のイワシを吐き出していたため、水中ではイワシがベイトと判断しました。
選んだルアーはAtoll Misao 175。
凪気味の状況でも泡をまとわせながらアピールでき、船縁の高い遊漁船でもミスダイブが少ない非常に優秀なルアーです。
飛距離も抜群で、高速リトリーブにも対応。
サイズ感も175がベストでした。
トモ側では良い反応が続いているようでチェイスが連発。
ミヨシにいた私は5時方向から進入する船に対し、限られたノーマークなスペースへキャスト。
不規則なアクションを意識しながら高速リトリーブ。
数回ジャークした直後でした。
横から回り込むように大型のヒラマサがルアーをひったくっていきました。
「デカい!」
思わず吉村船長へ声を掛けます。
PE6号、しかし水深40mほどあったため、どうにか勝負になりそうです。
ファイト中にロッドを立て込みながら調子を確認。
使用していたProto No.1は十分過ぎるパワーを備えていました。
春のヒラマサはじゃれつくようなバイトも多いため、最近はセンターにトレブルフックを採用しています。
ただしスプリットリングではなく、ケプラーなどのアシストラインで接続することがほとんどです。
自由度を高め、吸い込み性能を向上させるためです。(今回は欠品しスプリットリングだったので少しハラハラしておりました)
一方、秋はベイトサイズが大きくなるためシングルフックをメインに使用。
ヒラマサはGTやマグロほど口が硬くないため、フックポイントも貫通しやすく、結果的に伸ばされるリスクも軽減できます。
慎重なやり取りの末、無事ネットイン。
23.5kgのヒラマサでした。


サンダさん写真ありがとうございます。
■ Tackle
Rod : WhiteInsight Proto No.1
Reel : STELLA 14000XG
Line : ODD PE6
Leader : SUNLINE 大物ハリス30号
Lure : Atoll Misao17
Hook : Gamakatsu SP XH 4/0 / wayward life production Single Hook
ようやく優・吉村船長の船で20kgオーバーをキャッチすることができました。
これまで何度もチャンスはありましたが、なかなか結果に結び付けることができずにいました。
吉村船長が自分のことのように喜んでくれたのが本当に嬉しかったです。
ずいぶん前から用意していた前掛けもやっと使えました。
その後は、さんださんもヒラマサをキャッチ。
福岡県玄界灘 優 ヒラマサキャスティング (OceanSprinter838) | TRUTH JAPAN
魚の反応が落ち着いたタイミングで再び先ほどのポイントへ戻ります。
鳥山が立ち、いかにも雰囲気は抜群。
ただしヤズも大量にいます。
その中からどうヒラマサだけを食わせるか。
ここで投入したのは「Misao 215 平政」。
泡をまとわせながらの高速スイミングに、ときおりトゥイッチを織り交ぜます。
油断するとすぐにヤズがヒットしてしまう状況でしたが、中西さんとダブルヒット。
17kgクラスをキャッチ。


Rod : WhiteInsight Proto No.2
Reel : SALTIGA 14000XH
Line : ODD No.8
Lure : Atoll Misao215平政
Leader : SUNLINE 大物ハリス No.30
Hook : wayward life production Single Hook
中西さんの詳細はこちらを
福岡県玄界灘 優 ヒラマサキャスティング (OceanSprinter896 /OceanSprinter838) | TRUTH JAPAN
さらにその後も吉村船長の「6時方向!」という指示にドンピシャでヒット。
こちらは14kgクラスでした。
船長ありがとうございます。


20kgクラスまでであればロッドパワーが不足することはなく、非常にスムーズなファイトが可能です。
Rod : WhiteInsight Proto No.2
Reel : SALTIGA 14000XH
Line : ODD No.8
Lure : Atoll Misao215平政
Leader : SUNLINE 大物ハリス No.30
Hook : wayward life production Single Hook
ソフトティップですがバットパワーは結構あります。安心して魚をコントロールできます。
そして何より飛距離性能が素晴らしい。
しなやかなティップはスイミング系ルアーへの水中バイトをしっかり乗せてくれます。
その後反応が遠のき宿へ

部屋に戻ってからは、フックポイントを入念にチェックします。
フックポイントはしっかりと研ぎ直し、少しでも不安のあるものは交換。万全の状態で翌日に備えます。
爪に針先を当て、滑らなければOK。

翌日。
朝マズメ、大きなバイトを得るもののフックアップには至りませんでした。完全にルアーを見切られていました。
沖の曽根へ移動すると、前日以上に鳥が舞い期待が高まります。しかし反応するのはヤズばかり。それでもヒラマサは必ずいると信じ、ルアーアクションを変えながら探り続けました。
すると同船者に10kgオーバーのヒラマサがヒット。その後も続けてヒラマサが姿を見せます。改めて吉村船長の読みの鋭さに驚かされました。
その時の池田さん詳細です
福岡県玄界灘 優 ヒラマサキャスティング (OceanSprinter896) | TRUTH JAPAN
反応が遠のき、再び移動します。
次のポイントも鳥山が広がり、時折ボイルが発生。明らかにヒラマサによる捕食シーンでした。しかし海はさらに凪となり、状況は一段と厳しくなります。
そんな中、力丸水産「Aldor 185LF」を使用。スピードに変化をつけながら不規則なアクションを入れていると、ルアーに横っ飛びでバイト!
根ズレを感じたので、怒らせないように優しくファイト。
上がってきたのは14kgの力強いヒラマサでした。やはりリーダーは擦っていました、ルアーロストせずホッとしました。
いつでもフック交換や、長さの調整ができるよう、シーハンターを持参しています(30号/40号 GTは50号 マグロはあまり使用しません)

その後は帰港に向けて移動し、最後のポイントへ。

見守る中、何度かバイトを得るものの、そのまま納竿となりました。
朝から日暮れまで、時化の中を走り回り最高のポイントへ案内してくださった吉村船長、ご一緒いただいた皆様、誠にありがとうございました。
釣果の一部をヒットルアーと共にご紹介いたします。ご参考までに。
・23kg Atoll Misao175
誘い出しにて、前から抑え込むように反転ヒット
・17.5kg Atoll Misao215平政
鳥山、ヤズ混じりの中、ヒラマサに狙いを絞ったアクションで追い食いヒット
・14kg Atoll Misao215平政
船長の「6時方向に投げて!」の指示でキャスト、水面を割ってのバイト
・14kg 力丸水産 Aldor185LF
2日目の凪、周囲で単発ボイルが出る中、誘い出しにて横から猛スピードでアタック
・9kg fish trippers village タンゲーラ190
サンマもしくはイワシのボイル打ちでのキャッチ
その他ヒラマサ、ヤズ(Misao175)
今回はスイミング系ルアーへの反応が良い釣行となりました。
「Misao」はわずかに泡を噛みながらスイミングし、「Aldor」は泡を噛ませずに泳がせるタイプです。初日は少し泡を噛むアクションへの反応が良かったものの、2日目は逆に泡を嫌うような状況でした。
また、ヤズの反応が多い中でも、アクション次第でヒラマサだけが反応する場面もありました。同じルアーでもスピードや軌道、泡の量によって反応が変わるため、その日の正解を探していく過程は実に奥深いものがあります。
最近はパターンを見つけるのが大変ですね、だからこそヒラマサキャスティングは面白い。毎釣行ごとに新たな発見があり、その奥深さに改めて魅了される2日間となりました。

「WhiteInsight Long Length Proto」は、飛距離・操作性・パワー、高いバランスを追求したモデルです。
特に誘い出しにおけるナチュラルなルアー操作性に優れ、スイミング系ルアーに多い水中でのバイトも確実に捉えられる手応えを得ています。また春のベイトが小さいヒラマサゲームにおいても、小型ルアーへのキャスト性能の高さを感じています。
小型ルアーを違和感なく操作できるしなやかで繊細なティップを持ちながら、大型魚がヒットした際には安心してファイトできる十分なパワーも兼ね備えていますので、ヒラマサだけでなく、キハダマグロのキャスティングゲームでも活躍が期待できそうです。
今後はGTフィールドやキハダフィールドでも実釣テストを重ね、さらなる完成度向上を目指してまいります。皆様にもご期待いただければ幸いです。
■ Tackle
Rod : WhiteInsight Proto No.1 / No.2
Reel : SALTIGA 14000XH / STELLA14000XG
Line : ODD No.8 / No.6
Leader : SUNLINE 大物ハリス No.30
その後GTも多数キャッチしておりますので、ご案内させていただきます。
