2019.12.14

玄界灘優ヒラマサキャスティングテスト釣行。
12月上旬
30キロクラスを含め連日大型キャッチが続いていた「優」。
先々週から、時化のため中止が続きやっと乗船することになりました。
ここ数日間はあまり上がっていません・・・との事でしたが、ワンチャンスはあるだろうと思いロッドのテストを行います。

今回は、
今年春からテストを繰り返し行っている
・OceanSprinter 711RS TEST No1　　（STELLA18000H/PE8/150lb（#40))
ガイド抜け、ライントラブル、操作性をチェックします。
こちらはGTモデルでの開発です。シャープで高反発、ポッパーやダイビングポッパーの操作にすぐれています。
飛距離も伸び、アゲンストでのキャスト性も大変優れています。
ヒラマサ狙いなので大口径のポッパーはあまり使いませんが、私の使用ルアー例をあげるなら、菊池バブルスイマー、ハンマーヘッドしゃくれJr、ナパーム220などの小口径ポッパーやダイビングポッパー、そしてダイビングペンシルでは操作最初の入水時に押しが必要なペンシル、HAMMERHEAD Cherry Boy / HAMMERHEAD Cherry Asy 240 / Asy220の操作性が特に良好です。他ダイビングペンシルも特にラインが横風を受けない状況であれば、ロッド操作とラインスラッグの調整で使用は可能です。あとやわらかいティップのロッドとはまた違ったアクションが可能なので、有効な時もあるように感じています。
なによりもこのキャスト性能はかなり有効的だと思います。
ファイトに関しては、腰をしっかり落とせる環境でないと辛いファイトになります。しかしそこ数分の我慢なので、ヘッドシェイク時などのバレに注意し脇抱えを交えながら使用しています。

（完成間近の HAMMERHEAD CHERRY BOY240 Single HOOK仕様をお借りしました。まもなくリリースのようなので楽しみです。フックサイズ7/0を超える大型ルアーを使用するヒラマサゲームには、このシングルフック仕様は有効だと感じております。）
使用ルアーのフックに関しては、GTゲームの時よりはワンサイズ小さめのフックやシングルフックを装着しています。
ルアー自体の動きが機敏になり、よりヒラマサに効果的なのではないかと思っています。もちろん軽すぎてはミス操作が出やすくなりますので、その範囲内での軽量化です。
あとは、季節やフィールドでの塩分濃度の関係でルアー自体の浮力も変わってくるので、そして潮波風、そのあたりを考慮し実際動きをみながら現場で変更しています。
トレブルフックはGTゲーム対応のタイプを使用しています。私自身信頼を持っているDECOY製品、特に7/0以上のモデルは絶大なる信頼があります。錆はありますがそれでも強靭です。針先は釣行毎はもちろんですが、釣行中も気になれば研いでいます。

リリースが決定した
・WhiteInsight 8010 (SALTIGA6500/PE8/150lb(#40))
誘い出しをメインに行う為のTUNAモデル。ティップ部分がソフトで特に時化時のダイビングペンシルの操作性は良好です。掛けた後は、スピードが速いヒラマサの動きに追従し、ロッドを立てファイト支点を手前に移行できるので高負荷で安定のファイトが可能です。特に時化時のファイトは、楽に行えます。

すでにリリースモデルの
・OceanSprinter856 (STELLA14000XG/PE6/130LB(#30))
PE6号を使用し、30g～110gクラスまで軽快に楽しくキャストと操作を行うことが出来ます。
水深がるポイント（30m～）ではほとんどこのモデルを使用しています。
ハリがあり、アゲンストでのキャストも良好です。以下のルアーにも抜群の相性です。