ティップランモデル 6ft3inch

2020.01.24

SNSにて以前よりご紹介しておりました「ティップラン」モデル。
2019年2月より開発を開始し、現在4タイプのテストモデルを制作。
完成を目指し、フィールドに通いチェックを繰り返しております。

開発コンセプト

多彩なアクションに対応でき、操作性を追求。

ティップランロッドに求める性能。
感度はもちろんの事ですが様々な状況下においてより多くイカからの当たりを出すまでには、エギのアクションがとても重要だと考えています。(ストローク幅、回数、強弱など。)

アクション
しゃくりを多彩に行えるレングス、テーパー、張り、硬さを実現できる調子。

レングス6ft3inch
様々なアクションに対応できるよう短過ぎず、長過ぎない。また乗合船などでも取り回しが良いように。

1&ハーフ構造(グリップジョイント)
理想の調子を実現するため。
持ち運びに関しては車での移動がほとんどの為、多少の長さは問題ないと考えています。

リールシートはダウンロック
ステイ時にブランクタッチできるよう。

使用エギのウェイト
~50g程度

開発模様
テスト釣行の一部をご案内いたします。(K氏 コメント)

●TEST No.1
熊本、天草で使用。水深30メートル程。感度は抜群によかったです。そしてロッドの軽さ、ビックリするほど軽く1日しゃくっても楽々でした。
しかしこちらの海域では少し強いと感じました。しゃくりを入れる時はドラグを調整して対応。(基本的に私はドラグゆるめです。身ギレ防止の為にも色々と)また構造の為なのかわかりませんが、その硬さをより一層感じてしまいました。
種子島でも使用しキャッチしておりますが、そちらは参考までと思っております。

タックル
TEST No.1
リール セフィアc3000
ライン PE0.6 リーダーフロロ8lb
エギ ヤマシタ エギ王TR30g フィッシュリーグ ダートマックスTR30g 40g

遊漁船 中村や


●TEST No.2
こちらも熊本、天草で使用。
水深は前回より浅く深くても20メートル程浅い所は10メートルぐらいまで。TEST No.1と比べてベリーからバット付近は理想に近づいてきたように感じました。
また1&ハーフのグリップジョイント方式へ変更した事によるものか、前回の問題点は改善されていました。
しかし全体の固さを落としたことが原因なのか?感度が少々鈍りました。

次回のブランクに求める点は、感度はそのままに曲がるイメージ、硬さを落としハリを残す?言葉にするのが難しいですが、イメージとしてはこのような感じです。

タックル
TEST No.2
リール ステラc3000xg
ライン PE0.6 リーダーフロロ8lb
エギ ヤマシタエギ王TR フィッシュリーグ ダートマックスTR30g

遊漁船 中村や




●そして、TEST No.3が2019年11月に上がりました。
TRUTH JAPAN取引店舗様の一つである東京都の「hage」。スタッフの榎本氏とは電話ですが以前よりお互いの求めるロッドの調子や釣り方を話させてもらいました。
やはりフィールドが違えば釣り方も変わるのでしょう、相違する点も多少感じていました。


そこでメインフィールドの九州を離れ、前田と共に千葉のフィールドへ。
遊漁船RUSHさんにお世話になります。もちろん榎本氏も一緒です。
(釣行前日の夜は、榎本氏のティップランに対する思いを聞かせていただきました。)

まず、関東 千葉沖 九州のフィールドとどう違うのか、いつものスタイルとタックルで挑んでみました。
初の千葉沖で感じた事は水色が思った以上にキレイ、冬だからか?あとは九州より比較的浅い印象でした。
いつもの釣り方でスタート、しかし結果が出せず大苦戦しました。次々に釣り上げる同船者皆様のしゃくり方、使用エギなどを参考にさせてもらいながら試行錯誤しましたが、同船者の方々には及びませんでした。

初めてのフィールドで釣る難しさを体験できた素晴らしい釣行になりました。(動画もございますので、後程ご案内いたします。)

(同船者の皆様ありがとうございます。)


(私(K氏)も少ないながら数杯キャッチさせていただきました。)


皆様で釣りあっげたアオリイカは、その夜千葉中央駅近くの「とと幸」さんで、美味しく頂きました。


(次の日のランチは同じく千葉中央駅近くの「ペッシェヴィーノ」さんにて)


●早速九州に戻り、早速佐賀県唐津での釣行に挑みました。
感度チェックをメインにテスト。

水深20メートル前後から30メートル未満まで、多数のイカを釣らせてもらいました。同船の方にも使ってもらい感想もいただきました。ありがとうございます。

遊漁船 wingar

タックル
プロトNo.3
リール エメラルダス2508PE-H
ライン PE0.6 リーダー8lb
エギ エギ王TR30g+ヘッド20g フィッシュリーグ ダートマックスTR クレイジーオーシャン オーシャンスキップなど。


●結果
TEST No.3はNo.2よりしゃくりやすさは更に向上しています。
No.2よりほんの少しだけ固さを落とした結果、しゃくり支点がグリップ寄りになったことが一番の要因に感じました。
リアグリップの長さは抜群です。リールシート部分は今現在プロト段階ですが最終仕様の形状はおおよそ決まっています。あと変更点はガイドサイズです。
感度面に関して、わがままを言えばあと少し向上できればと感じています。(ソリッド部)
私たちが求める理想のロッドにかなり近づいてきましたが、まだまだ時間はかかりそうです。

現在はこのモデルと、種子島等の南方で使用する7ft1inch(持ち運びを考慮し2pc)モデルの2機種のみを開発中です。
*71は種子島豊生丸の岩元船長にテストをお願いしています。

またご案内させていただきます。

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