2020.03.20
SeaBass Spning Model Proto No1を様々なフィールド魚種にて使用し気付いた点を改良した、Proto No2ブランクが2月上旬に完成。
2本のブランクを用意し、No1で得たデーターを元に、2タイプのガイド設定とグリップ設定で制作。
ガイドに関しては、トルザイトリングの形状、サイズは同じですが、ガイド位置をそれぞれ変えています。これはNo1でトップガイドへのライン絡みが見られたためで、アングラー、使用タックルでも変わってくるようなので、慎重に進めています。
グリップに関しては、リア(リールフットからエンドまで)の長さと、リールシート径が違う2タイプ。持ち重り感や取り回し、そしてフィット感の確認。シートロック方式はダウンロックで進めています。
(シート周りはProtoになります。商品化はDPS-KN(フロントグリップが回るタイプ)になります。)
ラントラブル、飛距離そしてロッド曲がりなどの確認の為、デイゲームでのテスト釣行が多くなっております。シーバスも狙っているのですが、真鯛や青物との遭遇も多く、良いテスト相手となっております。
3月、テストにご協力頂いているH氏より、引き続き真鯛の報告。
キビナゴの群れに青物のボイルが発生!すかさずキャストすると真鯛のヒットでした。
ショアからだと凄まじい引きを見せる真鯛ですが、このクラスは全く問題ありません。
使用タックル
リール:TWINPOWER 4000
ライン:PITBULL4 #2
リーダー:VARIVAS NYLON 25lb
ルアー:mangrovestudio sardina107f
別の日、H氏より。
朝マズメの青物ゲームにて、パワーとキャスト性能を確認。
今回はコノシロパターンでも使用する50g近いルアーをキャストしてみました。
89㎝/6.8㎏のブリ系。シーバスロッドともあり十分に楽しめる相手となりました。
このクラスのルアーのキャストは快適にキャストできるMAX値だと感じます。
使用タックル
リール:TWINPOWER 4000
ライン:PITBULL4 #2
リーダー:VARIVAS NYLON 25lb
ルアー:HAMMERHEAD SHARAPOA CHIBI
3月中旬
使い手、タックルを変え、テストを繰り返しております。
90mmクラスから40gクラスまで、快適に使用できます。
ブランク、ガイド設定、グリップ設定良い感じに上がっております。
開発コンセプトを実現するために、きわどいブランク設計となっている部分もありますので、様々なフィールドに通い、より多くの魚とのファイトを繰り返して行きたいと思います。