Trump711 ライトシーバス、トップクロダイ、タチウオ特化モデル ガイド設定

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2020.05.30

軽量、シャープ、遠投性、高操作性、高感度を備えた「Trump 711」。

エギングモデルでの開発でしたが、ライトシーバス、太刀魚(ワインド、ジグ、シンキングミノー)、トップクロダイにおいても数多くの実績がございます。

皆様のご要望も多数あり、これらのゲームに特化した仕様でのテストを行ってきました。
PE0.8まで、リーダーフロロカーボン5号までの使用、ルアー操作によるロッドアクションの違いを考慮。
コルクグリップをEVAへ変更しシート位置の変更、RV(リバースガイド)ガイドからKL(シングルフット)へ、ガイドリングもワンサイズ大きくセッティングしております。


今回は実釣模様前半とガイド設定に関してです。


エギングモデルの「Trump711」
そして、今回のライトシーバス等に特化した仕様へ変更した「Trump711」
2本を比較するために河川へ足を運んでおります。

比べている際に、エギモデルの方に小型ですが元気の良いシーバスが八谷氏にヒットしてくれました。


Tackle
Reel : SHIMANO STRDIC CI4 2500HGS
Line : PITBULL PE0.8
Leder : FC#5
Lure : ZIP BAITS ZBL SYSTEM MINNOW 11F Tidal(14.5g)

シーバス狙いを考えるとリーダーはフロロの5号までの使用を想定。キャストを繰り返しライントラブルや抜けのチェックを行いました。
キャストの際に、トップガイドから5個目のあたりまでリーダー結束部を巻き込んでキャストを行うとトップガイドに巻き付くことが多々ありました。これがフロロ3号だと気になる程のトラブルはありませんが、できる限りトラブルが少なくなるように数度の設定を試みてきました。
(トラブル:キャストの際トップガイドにPEラインが巻き付く)


最初はトップ部分の数個の位置変更。多少改善されました。

まだトラブルは気になり、次はガイドリング径を変更。
その後数度、ガイド位置の修正を行いました。

最初に比べると多少改善は見られましたが、それでもトラブルが気になります。
#1素材装着のほとんどのガイド位置を変更。

メインラインはPE0.8号にリーダーはフロロの5号。
メインラインと比べるとキャストのライン抜けの際に、リーダーは極端に太く硬くなるので、多少のトラブルは予想していました。オフショアキャスティングでもリーダーの太さによるトラブルは大きく関係します。今回の変更で変わらなければ、、、と思っていたところ、トラブルを大幅に少なくすることが出来ました。H氏と同行し釣行毎に変更した甲斐がありました。

グリップの位置は早い段階で決まりました。
現行エギモデルのTrump711をお使いのユーザー様のご意見もあり、リールシートからのエンドまで距離をほんの少し長く設定しておりましたが、コルクからEVAグリップへ変更になったこともあるのか、エギモデルと同じシート位置が一番快適でした。

次回は、使用してきたタックルやインプレも含めシーバスゲームの模様をご案内をさせていただきます。

来週よりこのテストモデルは、関西の都市型河川や港湾部において実釣でのチェックを行う予定です。

現在、梅雨明けの前にはリリースできるように調整を行っております。

*このモデルのリリースはカスタムビルドではございません。
EVAグリップ仕様でのスタンダードモデルとしての制作になり、エギングモデルよりお求めやすい価格でのリリースになる予定です。

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