2020.06.10
2019年晩秋、数人の協力者で関西での都市型河川での使用を試み、様々なデーターを収集。
九州では87のレングスは河川デイゲーム、ウェーディング等、またテクニカルな使用を想定。
ウエーディングでの上半身でのキャスト、バックが取れない場所でのキャスト、そして15gからのルアーキャスト等を考慮した結果、若干のパワーダウン(No.1の80% MH→Mほど)を試み、ブランクNo2へ移行。
2020年春、Proto No.2が完成。
都市型河川、九州河川等でのテストを繰り返し行っていきます。
No.2での実釣。
シーバス、真鯛と青物が混じるポイント。
沈み根の際でヒット。真鯛、ショアからだとこのクラスでもかなり良い引きをしてくれます。流れもありますが、ロッドも適度に曲がりながら楽しくファイトが出来ました。
前田使用Tackle
Rod : シーバスベイトモデル87 No.2
Reel : ANTARES MD DC
Line : PE2.5(飛距離安定のため太目のPEを使用しています)
Leader : SUNLINE ソルティメイト カットイン#6(フロロ)
Lure : 原工房 Boot120 アバロン(30g)
Hook : Gamakatu RB-H 3
No.1がMHならば、No.2はM Class
キャストフィーリングは、今回使用した30g前後が胴にのり気持ちよくキャストすることが可能です。
ファイトに関しては、NO1と比べると強引に寄せる感覚はありませんが、ロッドのタメを生かしながらも寄せるところは寄せれる、そんなフィーリングでした。
No1との比較をするために河川へ。
Tackle
Rod : シーバスベイトモデル87 No.1
Reel : カルカッタ コンクエスト200
Line : PE3(飛距離安定のため太目のPEを使用しています)
Leader : SUNLINE ソルティメイト カットイン#6(フロロ)
Lure : バイブレーション14g(根係が多いのでシングルフックを使用)
Hook : Gamakatu シングルフック
初めてのポイントで、流れとボトムの変化を探りながらキャストを繰り返しました。
流芯近くの川底が馬の背のようになった小場所を見つけ、その下流側のブレイク付近での連続ヒットでした。
ボトムの感覚はもちろん、ボラなどのベイトが数多くスレ掛りが多い中、本命のバイトとの違いを感じ取ることができました。
今回No1の使用。バイブレーションでありながらも14gは少々ロッドに乗りづらさを感じました。
次は、リールを変更して河川でのウェーディング釣行。
フィールドでお会いした方から学ばせて頂いたヒットパターン。ありがとうございます!
この日は、このようなジョイントルアーへのヒットが集中しました。
Tackle
Rod : シーバスベイトモデル87 No.2
Reel : ANTARES MD DC
Line : PE2.5(飛距離安定のため太目のPEを使用しています)
Leader : SUNLINE ルティメイト システムショックリーダーナイロン8号 35lb
Lure : FALKENR BAIT SW 150 (36g)
Hook : ST46 #3 ST56#6
この後もヒットは続きます。
同タックルにて
最後に80クラスがヒットしました。
同タックルにて
水面、もしくは水面直下でのバイト!
ベイトタックルで楽しさ倍増でした。
この様なキャスト姿勢が安定しないルアー(ウッド等も含む)は特にベイトでキャストすることにより、姿勢が安定しスピニングより飛距離をだせる場合があります。
大きいルアー、また引き抵抗の大きいルアーのリーリングも非常に楽に行えるところも利点となります。操作や感度のダイレクト感も優れています。
色々ありますが、一番はキャストの楽しさにあると思います。
今回No.2を使用しました。ウェーディング等で上半身でのキャストの際、ロッドの胴にルアー負荷を素直に乗せることが出来るので、No1より楽にキャストを行うことができました。
試しに丘にあがりキャストを行いましたが、その際はNo1の方が良いように感じました。
やはりキャストの際、足腰を使えるか使えないかが要因となるようです。
No2での実釣感覚は掴めましたので、この後は協力者の元へ。
関西都市型エリアでのフィールドチェックを行います。
次はNo1を使用しました。
Tackle
Rod : シーバスベイトモデル87 No.1
Reel : ANTARES MD DC
Line : PE2.5(飛距離安定のため太目のPEを使用しています)
Leader : SUNLINE ルティメイト システムショックリーダーナイロン8号 35lb
Lure : JOINTED CLAW148 F (34g)
Hook : ST46 #3
水に浸からずキャストするには、やはりNo.1の方が適していました。
(このサイズのルアーは)
その後も、いろんなジョイント系のルアーをメインにトップペンシルなども試みてみました。
上:ATOLL CAUDA 150(45g)
下:ELEMENTS Davinci 190(55g)
No1でのキャストはとても楽しく行えました。
どれも個性があり釣れそうなアクションでしたが、この後魚からの反応を得ることは出来ませんでした。
ジョイント系ルアーへの反応は、様々な条件が揃わなければ良い反応を得ることは出来なそうです。(この河川では)
また、秋口から頑張ってみたいと思います。
投げるためのパリッ!と張りが強いブランクです。
そんな張りが強いとバレないか?と思われる方もいらっしゃいますが、同じような状況下でライトロッドも使用してきましたが、ロッドの硬さによるバラシはほとんど感じることはありませんでした。
やはりベイトモデルは「軽快に投げる」ことを一番に考えていきたいと思います。
現在、No.2は関西エリアにてフィールドチェックを行っております。
報告があり次第ご案内いたします。
最後に、
フィールドでお会いした皆様、ありがとうございました。