2020.06.13
SeaBass Spning Model Proto No1を様々なフィールド魚種にて使用し気付いた点を改良した、No2ブランクでのProto No.2が2月上旬に完成。
2本のブランクを用意し、No1で得たデーターを元に、2タイプのガイド設定とグリップ設定で制作。
今までのフィールドテストを終え、ブランク、グリップ長、形状、シートサイズは決定。
残すはガイド設定となっており、No.2で2種類のガイド設定で、様々なリール、ライン、使い手を変えテストを繰り返してきました。
(今までのレポートは、下記リンクページよりご覧ください)
今回は外洋に近い地磯での釣行です。
流れを好むシーバス、同様に青物や真鯛の回遊も見らるポイントです。
激流が流れ、沈み根が点在。
アップへキャストし、ヒットするだろうと思われるところにルアーを流し込みます。
流れを抜けたところもしくは、沈み根付近でのバイトが集中することがあります。
今回は激流の中で「ゴツンッ!」と強烈なバイト!勢いよくラインを引き出していきます。
頭の振り具合から、真鯛だと感じます。
流れに乗りより一層強い引きに対し、ロッドをフルベンドさせながら耐え、寄せるのも一苦労。
一進一退が続き、寄せてきたところで手前の沈み根に入り込まれました。
右往左往し、ベールを何度も返しては戻しを繰り返し、どうにかランディングできたのは、70半ばの真鯛。
同じくこのロッドでのテスト中に良型真鯛に根ズレでやられたこともありましたので、今回のキャッチは大変うれしい一本になりました。
(しっかり獲りに行くのであれば「BlackAddiction(ヒラスズキモデル)」を使用します。)
シャープ、軽量、高反発の細身のブランクでありながら、魚とのファイトでは粘りとトルク感を感じさせる不思議な感覚を改めて実感することができました。
Tackle(前田)
Rod : SeaBass 97 No.2
Reel : STELLA 4000MHG
Line : SUNLINE ソルティメイト キャリアハイ6 30lb (#1.7)
Leader : SUNLINE ソルティメイト システムショックリーダーナイロン #8 Nylon35lb
Lure : 原工房 Boot 120 アバロン (フック込み30g)
Hook : Gamakatu RB-H 3
シーバス97スピニングモデルは、2020年9月リリース予定です。
自信をもってお勧めできるロッドに仕上がっております。
マダイの歯形がしっかりと残っていました。
私(前田)がシーバス狙いでよく使用している「原工房」(*ウッド)のルアー達。
しかし、ビルダーの原さんは数年前に他界されました。
Boot 120
Nagare 140
シーバスタックルで青物狙いで使用する YOKA Z150
他も所有していますが、特にこの3モデルを自分で補修を繰り返しながら酷使しております。
このすばらしいルアー達、この先も愛用できればと思っております。