種子島GT 豊生丸 Vol.3(OceanSprinter711RS)

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2020.09.02

5日目
熊本の岡村さんと岡野さんが朝一番の高速船で種子島へ到着。



二人のタックルを組み上げ、11時には出港。

天気は快晴、波もないとなれば喜志鹿崎が気になるところだが、岩元船長は前日の濁りが気になるとの事で、まだ早いとの判断で沖の瀬周りへ向けて走ることに。
特別なポイントである喜志鹿崎、容易に入ることは出来ないポイントだけに気持ちは焦るが、最終日の明日は入れる天候。大雨による濁りが更に取れ、しかも4日間ルアーを見せず寝かしているという抜群の状況でに挑むようだ。

沖のポイントに到着。
船長の読み通り、昨日より更に海の色は良い感じになっており、期待が膨らみます。

刻みながらの数流し目。
キビナゴの群れ、シイラなどの反応もあり、期待が膨らむ中、シャローエリアに突入。

そこで、岡村さんにヒット!
駆け上がりの壁を横にはしるGTを止めに入る岡村さん。(他社様ロッドになります)

GTの為にリフト練習を重ねながらも、去年辛い体験をした岡村さん。

今年は更にウエイトをアップ。
年々安定し、素晴らしいリフトを行います。

タックル
Reel:STELLA 14000
Line:バリバス PE6
Leader:ナイロン140lb
Lure:カーペンター ブルーフィッシュ100

リアフックにフッキングしていたGT、途中からセンターフックがエラ下付近に掛かってしまい、リフトに大苦戦。
この時に限ってPE6号を使用していた岡村さん。

浮いてきました!

無事にネットイン。

おめでとうございます!
去年に引き続き連続キャッチです。

良い感じでヒットに繋がり、期待は更に膨らみます。
潮も次第に早くなり、風にも負けずに、船は流れます。
潮上での反応は少なくなり、潮下まで長く流す岩元船長。

風を押し切ってポイントに突入していきます。

今季リリースのOceanSprinter711RSを使用、アゲインストの中ライナーで打ち込み、更に飛距離も伸ばせます。
潮波があるポイント、しかも風と潮が反対でルアーの後方から押し寄せる波。
きっちり動かせるように「HAMMERHEAD しゃくれjr」を使用。
ダイブさせながら、ポーズをしっかり取り、次のダイブに入ろうとした瞬間、水面爆発!!
ヒット!!
フッキングを数度入れ、ファーストランが落ち着いた頃にミヨシに移動。

後方に走り出したので船は後進。脇に抱え巻けるだけ巻きます。


真下に来たところで、再びロッドエンドを差し込みファイト開始。

タックル
Rod:OceanSprinter711RS
Reel:19STELLA 14000XG
Line:SUNLINE PEジガーULT8 #8
Leder:ソルティメイト システムショックリーダーナイロン150lb +YGK Zylon#40 10cm
Lure : HAMMER HEAD しゃくれJr
Hook : DECOY BIG Treble Y-S23BL 6/0

浮きました。

無事にネットイン。

20㎏クラス

そして、次は岡野さん!
追い食いしてきたGTをうまくのせてヒット!!
(他社様ロッドになります。)

タックル
Reel : 08STELLA SW10000XG
Line : XBRAID フルドラグ #8
Leder : VARIVAS オーシャンレコード170lb
Lure : HAMMERHEAD CherryPay 220

5年後越しのGT、本当におめでとうございます!

それから、潮もなくなり、見切りをつけ移動。
数か所を打つが、反応を得るこは出来ずに、夕マズメ本島のシャローエリアへ。
流していると、目の前の潮目で目に見えない程の小さなベイトをGTが捕食している。
それを見た岡村さんは、小型のヒラマサ用のペンシル、カーペンター舞姫60gにシングルフックを装着してキャストを始めた。
隣で見ていた私と色々と話しながら操作していると、突然ガバッッ!と出た! GTだ!
しっかりフッキングも終え、ファイト開始。

テンションも抜けたわけではありませんでしたが、残念ながらフックオフ。

シングルフック掛かれば強いが、噛みつき系のGTにはやはりトレブルフックがいいように感じます。小型のトレブルを使えば伸びや折れが心配となり、難しいタックル選択になります。
しかしながらまれにみる今回のような極小ベイトパターンを、食わせた岡村さん。
ヒラマサでは良く使用するサイズですが、GTで使用することはそうはない今回の60g程の小型ダイビングペンシルで、ヒットに持ち込めたことは非常に興味深い事でした。食い渋るときも結果を出せる事が出来そうです。
そこでメインライン。60gになれば必然的にPE6号の使用になります。船長に相談し地形や潮流などを見て使用することができれば、また一つ攻略の幅が広がることになります。
以前のヒラマサのレポートにもありましたように、このような時こそベイトキャスティングモデルの出番になります。PE8号を使用して60gのキャストだと容易に飛距離を出すことが可能です。次回のGT釣行が大変楽しみです。フックについてはまだまだ検討の余地があるようです。

最終日 Vol.4へ続きます。

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