北海道釧路 海桜サクラマス BlackAddiction105S を使用して

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2019.08.20

北海道釧路市の日野氏よりフィールドレポートです。

2019年秋リリースの「BlackAddiction 105S」*ヒラスズキモデル
様々なフィールドでの使用を試み、今後開発の為のデーター取集や、
ご検討中のお客様に対しご参考になればと思います。


プロト105の使用インプレを報告します。

今回このロッドが手元に届いたのは7月上旬だったので
地元釧路地方では旬の海サクラマス釣行で使用しました。
(短期間であったため他魚種での使用は出来ませんでした。)

事前に伺ったロッドの説明通り
細身ながら芯が通った感触で
バットは低負荷では曲がりすぎず
キャスト時のパワー的には十分であり
ティップセクションはややフレキシブルに
追従してくれる印象を受けました。

実釣回数は出勤前釣行で1回3時間程度の3回。
釣行したサーフは河口があって濁りの出やすい場所の為
波高1mでも波打ち際から50m以上も茶色く濁ることが多いポイントです。
1回目、2回目は濁りが広がり厳しい条件となっており
フルキャストを繰り返すもバイトを得られず終了。
3回目、薄暗いうちにサーフに降り立ち徐々に明るくなり見渡すと
やや白濁してはいるものの前回よりも回復していて期待できる様子でした。
河口から両岸側に5人ずつほどがキャストをしていますが
最初は広めの距離をとれるよう30mほど離れた立ち位置としました。
使用するのはメタルジグの28g~50gをメインにジグミノーも併用します。

最初は1オンスのジグで様子を見てましたが
ジグの届かないエリアでハネが見られたことと
他のアングラーがおおよそ70mより手前を引いていて
ヒットが無いのが確認できたので
50gにチェンジしフルキャストを開始。

フォロー微風に乗ったジグは110mオーバーの飛距離を稼ぎ広く探れます。
ジグのアクション付けについては
105のレングスを生かせる張りを持っている為
100mというロングディスタンスであっても
ショート・ロングジャークやトゥウィッチと言った操作も自在で
思い通りにアクションを発生できます。
自分的にはなるべく小さなモーションでしっかりと動かせるのが理想なので
そういった部分も使いやすいロッドと言えます。

そしてキャストを続けること1時間半、ジャーク後のフォールのタイミングでバイト。
反射的にロッドを煽り確実なフッキング。
グングングンと引き込まれますがティップからベリーまででしっかりと受け止め
バットは十分な余力を残していました。
ただ相手は身切れのし易いサクラマスなので
グリップを脇や肘にロックしたままでロッド任せにファイトするのではなく
手首をうまく使いラインテンションをコントロールしてファイトすることで
身切れを防ぎます。
ラストのズリ上げランディングに入る際は
満を持してバットパワーを最大限に発揮し
寄せ波に乗せて余裕をもってキャッチ。

このロッドのポテンシャルを感じ取れるファイトでした。
その後もう1本追加して今シーズンの海サクラマス釣行を終了としました。

今回の釣行でキャスト~ルアー操作~ファイトと
一連の性能を見てまだまだ発揮しきれていない部分があることは明らかだったので
その部分については、また違う魚種で見ることができればと思っています。

ロッド:Truthjapan BlackAddiction (ヒラスズキロッド)105プロト
リール:3012H
リーダー:SUNLINE SaltiMate 25LB
ライン:SUNLINE SaltiMate CareerHigh×6 1号
ヒットルアー:KOJIMACRAFT プロトジグ50g



他、協力メーカー
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RAIGAAZERION
AnglersDesign
ネオプレミアムウェーダーⅢ
SunLine
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SMITHJAPAN
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