GT Model OceanSprinter 75/10 (Proto No.1 / No.2) 2021年種子島すみ丸GT Vol.1

TOP製品のテスト / 開発状況 / スタッフ釣行GT Model OceanSprinter 75/10 (Proto No.1 / No.2) 2021年種子島すみ丸GT Vol.1

2022.01.28

新しいGTモデルの開発に取り組んでおります。

種子島の北限地「喜志鹿崎」。
九州本島の大隅半島と種子島最北限の喜志鹿崎岬の海峡。
そこに広がるシャローエリア。
特に西から東へ流れる下げ潮では、黒潮との相乗効果で激流となり、沢山の魚が集まる絶好の漁場でもあります。
ムロアジ、カツオ、シイラ、カジキ、サメ、そしてGT。
GT生息地の北限地と言われる種子島喜志鹿崎(今では温暖化で更なる北上もあります。)そこに生息するGT、厳しい食物連鎖と弱肉強食の中を生き残るために、大きく強くなったのでしょうか。
ここで捕食するとんでもなく強いGTを獲るための特化したモデルを立ち上ることを決意。
そのロッドに求められるものは、
風よりも潮の流れが強い為、アゲインストで投げなければならない。
その為に必要な、ライナーで打ち込めるOceanSprinter711RSの高反発でシャープなフィーリング。
そして、激流とウネリ、激しい潮波の中で、縦横無尽に走り回るGTの走りを、安定した体制で受け止め、リフトするOeanSprinter8110の懐の深さと強さ。
走りを制御するため高負荷を容易にかけ続けられ、アングラーの負担を軽減するWhiteInsight7210の強さの中にある優しさ。
そして、一般的な体格(体力)のアングラーが努力の末使いこなすことが出来るスペックであること。

この喜志鹿崎のGTゲームで必要とされる、この3モデルの利点を1本に集約した、Proto第一弾のブランクが2020年11月初めに上がりました。
その時のレポートです。
GTキャスティング 種子島(OS Kishigasaki Sp / WhiteInsight 611 7610) | TRUTH JAPAN
この釣行を終え、すでに改良点は決まりました。


そして2021年春、Proto No.2が完成。
2021年は、No.1とNo.2の比較をしっかり行ってきました。

開発Spec
Length : 7ft5inch 強靭なフックを装着できることが前提となる150gを超えるルアーを一日中キャストしても疲れない、そして潮波とウネリの中ハイプレッシャーを容易にかけ続けられるレングス。
長年種子島のGTフィッシングに携わってきた豊生丸 岩元船長のアドバイスもあり、7ft 5inchに決定。
Line : PE8-10

2021年は多くのテスト開発釣行を組み、TRUTH JAPAN ユーザー様にも多数ご参加いただきました。
動画も沢山ございますので、後程ご案内いたします。
今シーズンは多くの動画をご案内できるように頑張ります。

●2021年6月 種子島すみ丸


遠藤様
いち早くその時のヒットパターンを掴み、追い食いを見事に食わせた、でっぷりとした力強い素晴らしいGTでした。 

Tackle
Rod : TRUTHJAPAN WhiteInsight 828
Reel : SHIMANO #STELLA SW 14000XG
Line : YGK WXP1 8 pe6
spacer:Iso-hunter #15
Leader : Manriki Fluoro crystal 100lb #24
Lure : #Libertango EMOCION220 VER.HD


WhiteInsight 828にて
TUNAモデルだけあり、体に負担がかからないテーパーになっております。


井上様
GTのスクールが見られ、数初のバイトが繰り広げられる中、小口径ポッパーを上手に操作しヒットに持ち込まれました‼️

tackle
Rod whiteinsight828
Reel #stella14000xg
Line odd # 8
Lure #hammerhead シャラポア200
Leader oceanrecord 170lb

流れも早いシャローエリアでのファイトでしたが、ロッドを立てすぎずバットパワーを引き出すファイトスタイルで、難なくキャッチいただきました。

キャッチ後、終始皆様に釣り座を譲って頂きありがとうございました。

今回のように比較的小型のルアーへの反応が良きとき、又は潮風反対でルアー操作が難しいとき、「WhiteInsight 828」のソフトなティップは重宝します。
また、潮波が激しいポイントでのファイトでは、ファイト支点が近く、衝撃を吸収し、楽なファイトを可能にしてくれます。


田尻様
細身の方ですが、無駄な力をいれず、しなやかに飛距離を出し、多彩なアクションにて、GTを誘われていました。
バイト時は慌てずじっくりと待ち、フッキングに持ち込みヒット。

tackle
Rod oceansprinter 838
Reel #stella14000
Line odd 8号
Leader nanodax 170lb +
#zylonknot 40号 
Lure #hammerhead #cherrypie 220
Hook decoy y-23BL 6/0


今回、フックはほんの少し外係りしていましたが、流れもあり強烈な引きとなりました。
体重65kgの田尻様。
足腰を使い低重心での体重移動を上手に使い、ロッドのパワーを十分に引き出していただきました‼️
とてもファイトが上手な方です。


松本様
コンディションがとても良い、元気なGTをキャッチいただきました!
この度は誠におめでとうございます‼️

疲れが出てくる、二日目の夕方近く。集中力を切らさず、休みもせずにキャストを続けてきた松本様。横からのかっ飛びバイトを確実にフッキングに持ち込みました!

tackle
Rod #oceansprinter 8110
Reel #stella 18000hg
Line pe8
Leader nylon150lb + zylon knot40
Lure #hammerhead cherryboy240


何度も突っ込むGTの走りに耐え、見事にキャッチにいたりました!
辛い直下のファイトが続く中、体重85kgの松本様は、腰を落とさずとも「OceanSprinter 8110」を曲げ込んで頂きました。


テストロッドを使用する私は、ノーキャッチとなりましたが、キャスト性能、操作性、従来モデルのとの比較など、様々なテストを行うことができました。
7ft5inch ショートレングスの飛距離ですが、ストレスはありません。
150gを超えるルアーだと、スイングスピードも上がりかえって飛距離を稼ぎやすいのでは、と感じております。

今回はテストともあり、中型から大型ルアーを準備しておりました。
大きなGTのバイトを一回得られただけとなりました。
皆様と一緒にキャストを繰り返し、ルアー、ルアーサイズ、アクション等、大変勉強になりました。

すみ丸の押川船長、
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

7月に続きます。

関連するプロダクト

OceanSprinter 7510 NorthernLimit

WhiteInsight 828

OceanSprinter 838

OceanSprinter 8110

CUSTOMER’S REPORT FORM

TRUTH JAPAN製品をご利用になった方の釣果を募集しております。

応募はこちら