2019.05.10
2019年1月より、ヒラスズキシーズンを通し行ってきたテスト釣行の一部をご案内させていただきます。
只今、今秋リリースで最終調整に入っております。 105(10ft5inch) / 1011(10ft11inch) 2タイプテスト開発
仕様
TITANIUMフレーム TORZITEリング
TOP T-KGTT7 ~ T-KWTG30 (一番下のみダブルフット)
EVAグリップ仕様
逆並継
開発コンセプト
・サラシの条件となる強い向かい風を切り、ルアーをポイントまで送り込むためのシャープで高反発なブランク、また風の抵抗を少なくする細身のブランクであること。
・過酷なフィールドの中、疲れを軽減するための軽くバランスがとれた設定
・セレクティブな状況下で多用する小型(80mmサイズのミノー)から、大型(40g前後のシンキングペンシルやトッププラグ)に対応できるキャスト性能。
・うねりを伴うサラシの中でも大型ヒラスズキをしっかりと誘導できるバットパワー、そして超高弾性ブランクでありながらも、可能な限り無理がきくブランク破断強度を求めました。
2019年1月から上記コンセプトを元に、ヒラスズキはもちろんサラシがないときは青物や激流の真鯛まで様々な魚種を相手に、数名の協力者のもと、急ピッチでフィールドテストを繰り返し行ってまいりました。
「105」においては、テストNo.1から開発コンセプトに対し素晴らしい完成度で、多数の魚達とのファイトを試みましたが改良の余地が見られず、非常に軽快でシャープでありながらも、パワーをもったロッドに完成しました。
「1011」TESTNo.1は開発コンセプトに対し完成度が高いブランクでした。しかし更なる軽量化と少しのパワーUPを試み改良を決意。設計者との相談の上TESTNo.2を制作。
ブランク重量はたった4g増しでありながら、テーパーが上がり要望通りパワーUPした調子に仕上がりました。
早速ヒラスズキや青物の実釣を繰り返しNo.1とNo.2を比較した結果、キャストフィーリング、パワーバランス等ヒラスズキ専用ロッドとしてはNo.1が適切であることを確信。
自信をもってNo.1に決定することになりました。
残すはほんの少し気になっているガイド設定の調整とシートサイズの決定(18か20か?こちらは、8月に決定しました。18です!)のみとなっております。
(この件に関しましては、9月の遠征TEST釣行ですべて解決いたしました。)
どちらも2019年秋リリース予定で進めております。 これからもフィールドテストを行っていきますので、随時ご案内させていただきます。
主な使用タックルは以下になります。
●A氏 ヒラスズキ 真鯛 青物 狙い ・リール セルテート2510R-PE ツインパワー4000 ・ラインシステム PE#1.5×フロロ25lb. ・ルアー ジップベイツ・ザブサシステムミノー11Fタイダル / 139F マングローブスタジオ・サルディナ107F / 127F タックルハウス フィードシャロー128 サーフェスウイング95F 他
*タマン狙いにはPE2使用
●B氏 ヒラスズキ 真鯛 青物 カスミアジ 狙い Reel : STELLA3000HG Line : PE1.5 Leader : FC28lb #6 FC30lb#7 Line2 Line : PE2 Leader : Leader : ISOハンター#5.5(3m)+Nylon30lb(#12/3m) Lure : MangroveStudio SARDINA107F/127f/137f Ima SASUKE140 / SASUKE120 / SASUKE98剛力 TACKLEHOUSE K2F142 / K2F122 / K2RP122 SKAGITDESIGNS HIDE SHALLOW120 DUO MNIC FISH 88(11g)/ 99 PDG SWING WOBBLER 85S 12g 原工房yokaZ140 HAMMERHEAD MOET 他
*タマン・カスミアジ狙いにはPE2使用
●C氏 真鯛 青物 狙い(極小ベイトパターン) リール:ツンパワーXD5000XG ライン:YGK GSoul 30LB リーダー:YGKガリスFCスリムアンドストロング ルアー:サルディナ107F ローリングベイト88RW マニック88 他
YouTube
YouTube2
2019年1月
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2月
激流 マイクロベイトパターンにて ヒラスズキ 真鯛 青物釣行
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3月
激流シャロー 真鯛 青物釣行
70オーバーの真鯛
ムナビレにフッキング。
何度も根に入り、ベールを返し、誘導が大変でした。
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リーダーも良く耐えてくれました。
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朝マズメの青物狙い
No1 No2 のパワーの違いを比較。
数匹の青物を相手にしっかりと判断できました。
No1に決定できた大きな釣行でした。
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ダイビングペンシルにて
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4月
No2でのサラシ磯平で再度チェック。
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No2での吐噶喇列島沖磯釣行
No2はライトな青物モデルとして抜群でした。
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5月
甑島 遠征
No1 ガイド設定の最終確認です。 設定の違う2本を振り比べて確認。
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水温か?それとも海域か? 断然引きが強い、そして青物のように早い!
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そしてタマン(ハマフエフキダイ) ヒラスズキロッドの限界で挑むターゲット。
良いテストになりました。 PE1.5の限界を感じPE2へ変更。
ロッド・タックルは対応できますが、アングラーがついていけません。
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次の日は凪、沖磯へ。
タマン、フィーバーでした。
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アベレージサイズ
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70㎝を超えるとものすごいパワーと迫力です。
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使用タックル。
かなり密度の濃い、テストとなりました。
105/1011共に開発コンセプトに対し大変納得の行く仕上がりとなっております。
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