種子島 すみ丸 GTキャスティング OceanSprinter7510

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2023.01.08

2022年11月
種子島 すみ丸 GTキャスティングツアー

九州組は高速船で、関東組は飛行機で、先日に種子島入りします。

翌朝、7時に出港。

左は、SeptemberSessions代表の山本さん
奥は、新垣さん
手前は、ケンゴさん、そして画像にはありませんがいつもの遠藤さんです。


押川船長、お世話になります!


ここ3年間テスト開発を続けてきた「OceanSprinter 7510」。
種子島最北端の難所「喜志鹿崎」の強靭なGT達と渡り合うために開発を決意した、この「7510」に絞り釣行を重ねてきました。 


皆様のルアー、強靭なフックが装着されています。


運よく初日から、喜志鹿崎へ。


手でスプールを回し、おおよそのドラグ値を計ります。
攻める水深やファイトスタイルにもよりますが私の場合、喜志鹿崎では約16‐17㎏ぐらいにセット。


信頼のおけるルアー、フック、ラインで挑みます。
HAMMER HEAD しゃくれ と Decoy 7/0 です。 
Line:SUNLINE ULT 10号+ケプラーノット8号(2m被せてます。)
Leader:大物ハリス50号+Zylon 40号


抜群な下げ潮。
流れも、海色も良い!
時折、ペンペンシイラやダツが追われ、GT達のすさまじい水柱が立つ状況。
しかし、中々ルアーに反応が得られない状態。

メンバー全員が様々なルアーで挑む中、ルアーでは水中でのバイトが多い事が発覚!
そのようなルアーや操作を意識し、ポッパーを水中スイミングで操作している新垣さんにひったくるようなバイト!

Tackle Date
Rod:#Oceansprinter 8110
Reel:#SALTIGA #18000H
Line : #ODDPORT 10号+ #スクラム 8号
Leader:#VARIVAS #OceanRecord220lb#ザイロンノット 40号
Lure :#Left prototype
Hook : Decoy 7/0

沖縄エリアでも、GTをキャッチしてきた新垣さん。
しっかりロッドを曲げ、リフトします。














おめでとうございます!
新垣さんコメント。
激流で生き抜いてきたGTかなり強いです。
水深16mのシャローに水中にはシモリが点在しかなり難易度が高いです
OceanSprinter8110を曲げ込み、船長にフォローを入れて貰い、上がってきたのはおよそ20kg前後のGTでした。
ファイト中、魚の強さから30kgオーバーと思ってましたが魚の強さが異次元でした。
いつかこのポイントで40kgオーバーをキャッチしたいです。
その時に向けて強靭なタックルを使いこなす為のトレーニングをし、又リベンジしたいです。

今日のヒットパターンをなんとなく掴めたメンバー。
続いて、遠藤さん。
進行深度が保てるダイビングポッパーを使用し、見事に食わせました!

tackle
rod: #OceanSprinter 8110
reel : #Stella SW 14000XG
line : #YGK #ODDPORT pe10+Kepraknot 8
leader : Prosele nano 210lb+Zylon knot30
lure : #Nativeworks #Napalm 250
hook :#decoy #BigTreble Y-S23 Barbless

同行いただき、何度も種子島に挑んでいる遠藤さん。
喜志鹿崎でのファイトも、お上手です。

 

小型ですが、流石の一本です。



続いて、ケンゴさんと私のダブルヒット!

私は、「Napalm220」のダイビング中にヒット!
しかし、フックオフしてしまいました。

Tackle
Rod #TRUTHJAPAN #OceanSprinter 711RS
Reel #SHIMANO 20 #STELLA SW 18000HG
Line SHIMANO #OCEA 8 PE8号
Leader #FISHERMAN #SUPERSTEALTH 150lb
Lure #LOCALSTANDARD #PaddleBait 240R
Hook #DECOY #BIGTREBLE YS23 BL
Ring #CARPENTER PLUS

ケンゴさん、ファーストGTおめでとうございます!

ケンゴさんコメント。
フィールドは北限GTの“喜志鹿崎”です。
TRUTHJAPAN配信の強烈な映像から想像を膨らませロッドは強靭なOS8110とOS711RSを持ち込みました。
釣行初日釣り場への移動の間も様々なベイトが飛び跳ね追われ捕食されてる状況からヒントを探しました。その中でも特に強烈な捕食シーンだったのが水面に飛沫を上げながら一斉に逃げるダツを見てルアーの動きに取り入れました。
GTの捕食シーンで見た中でも完全にスイッチが入っている状態と判断したからです。水面に飛び散る飛沫を演出したかったのでティップが固く竿の引き角度で細かいロッドワークが可能なOS711RSでキャストしました。

キャスト性能も抜群で近距離から長距離そしてアゲインストへのキャストコントロールも投げ込めば思いのままです。

この一連の流れがうまくいったのか派手なバイトで飛び出してくれた魚は人生初のGT...と呼ぶにはまだ小ぶりなMTでしたが、その魚体からは想像できないほどの強靭な引きの強さその勇敢な姿に感動しました。
蘇生をしながらしっかり記憶に焼きつけ優しく種子島の海へリリースしました。

続いて、前田。
しゃくれの水中バイトでした。
このジアイは、可愛いサイズのGTが多数スクールしていました。


そして、それから4時間沈黙が続きました。
再び下げ潮も流れ出し、良い感じの潮目にさしかかった夕まず目。
遠藤さんにバイト!惜しくもフックアップせず、数秒後前田のダイビングペンシルにヒット!!
水深13m、ヒットポイント20m程先でのヒットでしたので、すぐに押川船長に前進をお願いし引っ張ってもらいました。

巻き取りながらも少し魚が下に入った時に、「ゴンッ!ゴゴンッ‼」と激しい突込みと重量感が加わりました。
更に前進をお願いします。
押川船長と一丸になりに挑みます。tackle
Rod : OceanSprinter 7510 No.3
Reel #stella 18000hg
Line #sunline #ult no.10 + keplaknot no.6
Leader sunline 大物ハリス no.50 + zylonknot no.40
Lure #hammerhead #cherrypai 250 proto(リリースモデル)
Hook #decoy 7/0

流れに乗り、凄い重量感です。
デカいGTのスレ係かも!?
ロッドの良いテストになります。
体重78㎏をしっかりロッドに乗せます。
激闘の末、上がってきたのは2匹!
しかも、25㎏程のGTと、それを上回るほどのアラ!!
アラの頭がデカい!のが印象的でした。

2匹とも水面まで浮かせましたが、残念ながら2匹ともネットインできず、アラはフックアウトしてしまいました。

アラが掛かっていたフックは、伸びていました。


そしてGTには、古く細いハリスが延びていました。
サビキに食いついたムロアジを食べたのでしょか。
押川船長が、可能な限り取り除いてくれました。

HAMMER HEAD 代表より、お預かりしたこのProto。
今まで、素晴らしいGTとの出会いを頂きました。
心より感謝します。ありがとうございます。

押川船長、皆様ありがとうございました。
約3年間、「OceanSprinter7510」ProtoNo.1/No.2/No.3と改良を重ね、挑み続けてきました。
40㎏クラスを数本、他多数キャッチ。
そして、今回のファイトを終えリリースを決意しました。
2023年リリース予定です。
今までご同行いただいた皆様、
種子島 豊生丸の岩本船長、すみ丸の押川船長、そして吐噶喇 松風の日高船長、ありがとうございました。

初日は納竿となりました。

2日目。 種子島の大型GTに備え、念入りにチェックを行います。
出港。
今日は、西側のシャロー地帯へ向かいます。
雰囲気抜群のシャローエリア。
しかしながら、反応を得られない。

そんな中、山本さんが出した!
ご自身が開発に携わるルアーブランド「Left」、今回Proto Modelでのヒット!
Tackle
Rod: #WhiteInsight 8010
Reel:#STELLA SW #14000XG
LINE:#XBRAID FULLDRAG X8 8号
Leader:#prosele #nanodax 170lb + #zylon 40
Lure : #Left #Tipsy 180F prototype

今回はファーストGTキャッチとなりました。ファーストとは思えない落ち着いたファイトでした!
この度は誠におめでとうございます。
「 Left 」は、
2023年リリースとの事です。
今後の展開を楽しみにしております。

その後、ダツなどの反応はありましたが、GTのバイトを得ることはできませんでした。
下げ潮が入るタイミングで、喜志鹿崎へ。

抜群な潮流、ウネリを伴い渦巻くシャロー地帯。
足り肌が立ち、恐怖を感じる程の雰囲気の中、ケンゴさんのルアーにバイト!惜しくもフックアップせず。すぐにキャストするケンゴさん、再びビッグバイト!
上手くフックアップし、ファイト開始。
Tackle
Rod TRUTH JAPAN #OceanSprinter 711RS
Reel #SHIMANO 20 #STELLA SW 18000HG
Line SHIMANO #OCEA8 PE8号
Leader #FISHERMAN #SUPERSTEALTH 150lb
Lure #localstandard #divebait210k
Hook #yamai #SUTEKI Crafter‘s plus #status 監修 3/0
Ring #CARPENTER PLUS
実は初日に、大きなGTを逃していたケンゴさん。
一回目の失敗を踏まえ、冷静に対応。

見事にキャッチ!
ケンゴさん、おめでとうございます!
ケンゴさんコメント。
初日MTを釣り上げる数時間前の出来事...
実は2度のGTとのファイトを済ませていました。初めての激流の喜志鹿崎で緊張しながらOS8110を手にキャストしていました。
ポイントに入り水深は13m下を見ると目がまわるほどの速度で船が流れています。怖い...
深呼吸をして心と脳を落ち着かせてキャストしました。その日同船者の方のルアーに魚が反応を示したパターンが水中でのバイトでしたので飛沫をあげアピールした後、深く潜らせることに集中しました。直後水中でヒットしてひったくって行く大魚にビックリしましたがこちらも負けるかとすぐにフッキングを決めてハンドルを全力で回しましたが...ま、巻けない。重い。みよしまで移動しつつ一瞬の糸ふけを作り巻き取ろうにも全く巻けない。やっとの思いでみよしに辿り着きロッドを立て強引に浮かそうとラインに角度がついた瞬間に真下に潜られ根ズレでラインブレイク。2度目は水深22mで同じパターンにヒットしてまたしてもとんでもない強さと重量感に1回目の失敗を踏まえて冷静に対峙しました。が予想以上に出るラインにパニックになりスプールを手でフルロックしてラインブレイク。PEは8号。この失敗を反省し深く考え改めて二日目の喜志鹿崎に 711RSでポイントに入りました。するとキャスト着水してすぐに強烈なバイト触れるも乗らずしかし
GTの強烈な勢いを見てすぐにルアーを回収し同じ角度で投げ入れるとドカーンと水柱をあげルアーが消えました。完全に乗ったと叫んだと同時に脇にしっかり竿を挟み込みラインに角度をつけないように直線的なファイトに集中しました。魚が走る時は行きたがっている方向に竿先を向けながらしっかりテンションをかけ続けて巻ける時に巻きました。終始脇でのファイトでしたがOS711RSがしっかり大魚を浮かしてくれ無事ファーストGTキャッチできました。
失敗から得れるまでのチャンスを与えてくださった押川船長に前田さんには感謝しています。
また同船された方々アドバイスをくださった方またお会いできる日を楽しみにしています。
ありがとうございました。

こちらこそありがとうございます!

2日目、一瞬のジアイでした。
その後、続かず納竿。

そして3日目、最終日。
夕方の高速船、飛行機で戻りますので、14時までの実釣になります。
この日は初日とは違い静かな海、反応を得ることが出来ずにいた納竿間際。

そして、前田。
水深40m程。水に絡ませるように引いていると、左から頭を出し静かにバイト!
Tackle
Rod : WhiteInsight Proto
Reel : SALTIGA 14000XH
Line : SUNLINE ULT #10
Leader : SUNLINE 大物ハリス#50 + Zylon #40
Lure : LiberTango EMOCION220 VER.HD fishtrippersvillage
Hook : BKK DIABLO 11/0 Single Hook

確実に乗り、フッキング!
数度のフッキングを入れ、走り出した瞬間にスプール内でPE10号新品がラインブレイク。
頭の中が真っ白になり、座り込んでしまいました。
あとから冷静に考えました。
14000番を使用、遠い位置でヒットでかなり瘦せていたため(スプール径が小さくなっていた)、ドラグが初期設定よりかなり強くなっていた事が考えられます。
そして、動画を見返すと、走り出す瞬間にスプールに軽く添える手。
この一瞬の動作が、ドラグの滑り出しに更に影響を及ぼしたかもしれない。
完全に自身のミスでのラインブレイク。
深く反省をするとともに、押川船長、皆さんに大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。
そして、ラインを付けてまま、泳ぎ去ったGT。とても心苦しいブレイクとなりました。

一点確認できたことは、マグロキャスティングのシングルフックで有効であると、STEELの菊池船長から教えていただいた「DIABLO」。(アシストがなくスプリットリング直付けタイプ)

ヒラマサの様な吸い込みではなく、噛みつくようなバイトの仕方をするGTに有効かもしれないと、実感できたことです。

これを最後に、納竿となりました。









押川船長、ご参加いただいた皆様、島の皆様、ありがとうございました。

12月、水温次第では再びチャレンジしたいと思っていましたが、時化も多くまたタイミングも合わずに断念しました。
2022年の種子島GT釣行は、これが最後となりました。

2023年も引き続き、種子島のGTに挑み続けたいと思います。
皆様もどうかお付き合いよろしくお願いいたします。








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