先にリリースした「97SMH」同様、シャープで軽快なフィーリング。

私達の釣りのスタイルが求める、細身でシャープ、軽量、高反発。
それらを備えたブランクは、どうしても超高弾性カーボン使用になりキワドい部分もあります。
そのような点もあり、ページ下部の釣果画像（一部）をご覧になられてもお判りいただけると思いますが、可能な限り様々なフィールドに通い、実釣を重ねてきました。
軽快でありながら、粘り強い！ なんとも不思議なブランクです。

開発スペック
PE：0.8-1.5
LURE : ～45g　（6・7㎝クラスのミノーから、コノシロパターンにも対応する大型ミノーまでキャスト可能。）
リールサイズ : D社 2500 ‐ 3000 S社 3000 - 4000

ジョイント： 逆並継

開発に入り、第一弾のブランク。
テスト当時より、私たちが求める調子に近い素晴らしいブランクが仕上がりました。
グリップ長、ガイド設定等、今までのデーターを元に、2タイプを制作しテストを開始。
下記リンクにも詳しくご案内しておりますように、ライントラブル（トップガイドへの絡み）が多少発生、グリップ周りも若干の変更を加え完成を迎えました。

リアグリップに関しては、97は1pcEVA構造。
89はブランクが更に軽量に仕上がった為リアグリップをセパレート化へ、リールシートより下部をより軽く仕上げることにより、抜群のバランス実現しました。

Permission 97SMHと比較すると
パワーは「M」Class。
若干胴に入る調子になり、特に12㎝を超えるミノーの使用では、キャストの際にリリースポイントを遅らせルアーの重みを胴に乗る感じで心地よい飛距離を出すことが可能です。（97は弾き飛ばすフィーリング）
ファイトに関しては、やはり胴に入りロッド全体でシーバスの走りやエラアライも柔軟に吸収し、過剰に違和感を与えずに、寄せ上げることが可能です。軽量、快適でありながらも、決してランカーシーバスにも引けを取ることがないフィーリングになっております。

ご覧のようにフィールドでの実釣を数多く繰り返し、大型マダイ、エイなどとのファイトを繰り返し行ってきましたがブランクをはじめ他箇所の破損はございません。
しかし、高弾性40Tブランク使用の為、ティップ部分に負荷が集中する「し」の字になるようなランディングや持ち運びの際に集中的に負荷や衝撃がかかるような事がないようくれぐれもご用心ください。
容易に破損に至る場合もございます。