2020.02.02
2020年、1月中旬東京都のプロショップhageさんの与那国 瑞宝丸カジキツアー、釣行2日目(Vol.2)
Vol.1はこちらです。
2日目。
出港。天気は曇り、波は1日目より落ち着き2mの予想。
1日目と同じく、朝マズメはGTキャスティングにチャレンジしましたが、潮の流れがなく反応を得ることは出来きません。
早々に見切りをつけ、カジキを狙いパヤオに移動。
1日目と同じくエサになるキメジが中々釣り上げることができません。
どうにか1本キャッチ!大事に扱い目通しし流します。
2日目、最初のチャレンジは、RUSH船長。
榎本さんキャビンに入らずラインに触れています、どうやらジアイのようです。
何かの変化を感じたらしく、ベールを返し送り込みます。
その直後、黒い大きな陰が水面直下を横切ります!!
カジキが食う瞬間が見え、ヒット!!
RUSH船長がロッドを握りタイミングを計り、フッキングへ。
そして、ファイト開始。
タックル
ロッド:TUNAモデル WhiteInsight72 TESTNo.1
リール:STELLA20000PG 20000MAXスプール装着
ライン:バリバスSMP#8 約410m
リーダー:バリバスオーシャンレコード180lb FGノット結束
2本目は気持ち的にも余裕があり、笑顔でファイト!
一回目よりロッドの特徴も掴め、更に上手く曲げ、寄せ上げます。
ロッドは、TUNA72No.1。
体重80キロ後半をうまく使い体重移動でロッドを曲げるRUSH船長。
よくロッドを曲げてくれます。横でずっとその様子をチェックします。
No.2に比べるとマイルドになりますが、パワーは十分にあります。
約15分経過。
残り十数メートル、ランディング寸前。
やはりここで魚も最後の抵抗を繰り返します。
アングラーも勝負時です。
一回目でコツをつかんだRUSH船長、ロッドの反発を利用し、効率よく寄せ上げます。
しかし、モリを打つ瞬間は船上に緊張感が走ります。
無事に銛打ちを終え、ランディング。
おめでとうございます!
金城船長目測70㎏クラス。今回も釣れたカジキは漁のお手伝いとして市場へ。
ジアイは今のようです。素早く処理を行い、次のチャンスを狙います。
次は、2匹のキメジをキャッチ。
素早く流しにかかります。
遠藤さんはロング(50・60mほど流します)と私(前田)はショート(30mほど)で2本出し。
次も榎本さんはキャビンには入らず遠藤さんのラインとティップの感覚を見ています。
私も真似をするよう、海からの情報を得ようと試みます。
30分ほど流すと、私のキメジが左右にブレ時折暴れたり変な動きをしだします。魚がついたか・・・
少しすると榎本さんが触れているロッドのラインが急にジーーーッと出ます!
ベールを返しサミングをする榎本さん。
カジキだ!!と私は思っていましたが、イルカの姿が見えた様子。どうやらイルカが遊びにきたようです。
遠藤さんがロッドを握り、念のため確認する。
カジキの様にラインが出ている。本当にイルカなのか?
ファイトを行っているとラインの先には、数匹のイルカの群れが見えた。
やはりイルカだ。心配する針への干渉は全くなく、ハリがついていない部分、頭から後ろだけを咥え泳ぎ回っているらしい。何度も咥えたり離したり。そうこうしていると、頭だけになったキメジを回収、キレイに頭から先はなくなっていた。
(画像はありませんが、動画でご案内いたします。)
その後もイルカに悩まされ、全くカジキが狙えない状況。
金城船長の判断で、GTキャスティングへ変更。
昨夜の夕ご飯時に、金城船長から教えてもらったGTのポイントへ。
スリットが沢山あり、いかにもGTがつきそうなポイント。
地形は素晴らしい、潮が当たれば今にも出そうなポイント。(使用テストロッドは、OceanSprinter GT711RS No.1)
水深は30~60m、シンキングをキャストしていた遠藤さんに水面直下で小型GTのバイト! しかし食いが浅かったためフッキングまでいかず。
数か所を叩かせてもらいましたが、明日に備え早めに切り上げることに。
2日目は午後は凪ました。
1日目に3本。
そして、2日目は1本。計4本キャッチ!
金城船長はじめポーターのお二人、そして榎本さんの食わせのご指導のお陰で素晴らしい釣果をだすことができました。
はたして3日目は!? どうにか与那国のGTの姿も見たいところです。
最終日、Vol.3へ続きます。