Jiging Spinning Model 2機種 (ヒラマサ・ブリ)

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2020.06.11

2019年冬より、ジギングのスピニングモデル2機種のテスト開発を行っております。

開発コンセプトは、
私達が通う玄界灘、五島列島でのヒラマサ、ブリをターゲットに、状況によって変わるヒットアクションや魚種に応じてそれぞれテーパーが異なるスピニングモデル。

まずは、ジグアクション、魚種、好みに応じて、オールシーズン扱いやすい2機種の開発になります。

Type F
ジグへの運動伝達が良く、飛ばしたい時、細かな動きを伝えたい時、バットパワーもしっかりとしており漁礁に着くヒラマサ狙いに適します。
スペック
PE:~4
JIG:150~250g(目安で範囲外でも可能です。その時の水深、状況に応じてベストなウエイトを選択。)
水深60-110m

Type RS
ジグへの運動伝達を抑え、初動を抑えナチュラルに動かしたい時に適します。
スペック
PE:~3
JIG:120~250g(目安で範囲外でも可能です。その時の水深、状況に応じてベストなウエイトを選択。)
水深60-110m 

前回レポート

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上記のように様々なテストを終え、現在以下の様に改良を加えております。


●Type F-No.2 
よりジグの操作を行いやすいようにブランク変更。バットパワーは魚とのファイトに関して問題はありません。
すでにNo.3へ移行。
Proto完成し最終調整中。


●Type RS-No.1
Fモデルとのはっきりとした区別をつけるために変更。
No.2へ移行。
Proto完成し最終調整中。


上記のProtoを組み上げ中に、テストにご協力いただいている福岡博多の遊漁船「優」吉村船長より報告がありました。
TypeF-No.2にて、ヒラマサ17㎏オーバーをキャッチいただきました。

その時の模様です。

水深80m~60mまでの駆け上がりの天然礁。
風はあまりなく、潮は走っていました。
その日はお客様も少なく、一緒にシャクルことに。
ベイトはイカとその中にイワシが少々混じる状況。
イカをイメージし弱いシャクリで、たまに弾き飛ばす、そんな常に不規則をイメージしてのアクションです。
基本的なシャクリをベースに、その日の活性に合わせて、遅くしたり、ソフトにしゃくったり、ハイピッチに変えたり等、様々な見せ方を試みています。
まずお客様にヒット!良型のブリでした。おそらく群れが回って来たと思われます。
着底後、ジグへのまとわりを感じたのでアクションを変えたボトムから20m付近でヒット!
ファーストランは10mほど走り、10mほど巻き上げたところでセカンドラン!!
ノンストップ20m!激しく突っ込みました!! デカい!と確信、おそらくボトム付近まで走られたと思います。
終始、脇がかえで対応しました。
その後は一進一退が続き、無事にネットイン。


ロッドの感想は、
シャクリの際、若干支点が遠いので疲れを感じるときがあり、またジグへの運動伝達の調整がシビアな時もあります。
ファイト時もそのせいか体への負担もあります。
今回はヒラマサ、しかもサイズがサイズだけに、このProto No.2のロッドのパワーが生かされた釣果になったと思います。リフトパワーと粘りも申し分ありませんでした。


使用タックル
Rod:Jiging Spning Model TypeF-No.2
Reel : SHIMANO TP 8000PG
Line : SUNLINE ソルティメイト PEジガーULT 4本組
Leader : FCフロロカーボン16号
Jig : WILD GAMBLER Proto 220g シルバー
Hook : Pro Shop SARASI Original

吉村船長、素晴らしい報告ありがとうございます。
お陰様で良いデーターがとれました。このNo2の調子は今後の開発に活かしていきます。

この2機種は年内のリリースを向け、船長、協力者と共に実釣を重ねております。

また、ご案内させていただきます。

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