2020.10.19
もう時期リリースを迎えるティップランモデル。
大事な釣行のご案内です。
一昨年より、急ピッチでテスト開発を行ってきたティップランモデル「2機種」。
シロイカ系アオリイカに対応する63。
アカイカ系アオリイカに対応する71。
71のテストの模様はこちらをご覧ください。
そして今回ご案内する63に関して。今までの開発模様はこちらをご覧ください。
ティップランモデル 6ft3inch
TEST No.3はNo.2よりしゃくりやすさは更に向上しています。
No.2よりほんの少しだけ固さを落とした結果、しゃくり支点がグリップ寄りになったことが一番の要因に感じました。
リアグリップの長さは抜群です。リールシート部分は今現在プロト段階ですが最終仕様の形状はおおよそ決まっています。あと変更点はガイドサイズです。
感度面に関して、わがままを言えばあと少し向上できればと感じています。(ソリッド部)
私たちが求める理想のロッドにかなり近づいてきましたが、まだまだ時間はかかりそうです。
というところでご案内は終了しておりました。
とうとう試作No4があがりました!
更に高弾性のカーボンソリッドを採用。
もちろんそれにより硬さが増しますので、その部分をテーパーでカバーできるように調整したモデルが、No4。
早速実釣です。
川口氏が大変お世話になっている、天草の「中村や」さんにお世話になります。
今回確認すべき点は、サイズを獲ることではなく、No.3とNo.4の感度の違い。
着底や潮の変化、そしてアオリイカのあたりがどう出るか?
目感度、手感度共にしっかり確認します。
タックルは主に、
リール セフィアc3000xg
ライン PE0.6 リーダーフロロ8lb
を使用。
私は川口氏の動画撮影を行いながら、71を使用させていただきました。
川口氏。
船の上でもとても明るく振舞い、一見不真面目な感じもしますが、いざ釣りになると真剣で常に追求しています。
エギ(ルアー)に付着した匂いや味覚を通して、イカ(魚)の状態の探りを入れたり、私の五感では感じることができないことをやっているようです。
それ以外にも、ヒラマサなどのトップウォーターでの操作アクション、ジギングの食わせ方も、私が見た中ではかなりの腕前だと感じています。
そんな川口氏に、早速ヒット!
ヒットの模様はYouTubeにてご案内いたします。
更にヒット!
周りの方の倍は釣っています。
更に。
私は71で釣らせていただきました。
最後のポイントで追加!
納竿となりました。
実釣を終え、改良を加えたNo.4のは私達の求める感度を実現。
心配していた、高感度になることによる硬さの影響で操作性に影響が出ないか?
この点もテーパー調整でクリアーできました。
このNo.4をリリースモデルとして進めております。
ティップの目感度を追求し、様々なフィールド試しました。
63は蛍光オレンジ、71は蛍光ライトグリーンに決定しました。
今回お世話になった、中村やの船長。
気さくで、熱心な船長です。
ティップランだけではなく様々なルアーフィッシングをご案内されています。
先日もカンパチジギングのお誘いを頂いたところでした!
「中村や」さんには、63リリースモデル試用サンプルを11月に送らせていただきます。
ご試用になられたい方は、お気軽に船長にご連絡ください。
実際フィールドでお試しいただければ、私達もうれしく思います。