シャロー、激流エリアに潜む、大型GTに挑む
アングラーと船長とが一つになり、真っ向勝負するためのモデル
不安定なデッキ上での強烈な船のフォローの中、アングラーが高負荷をかけやすく、更には耐え抜くためのショートレングス設定
一般的な体格(体力)のアングラーが、努力の末使いこなすことが出来るロッドパワー
種子島の北限地「喜志鹿崎」、九州本島の大隅半島と種子島最北限の喜志鹿崎岬の海峡。
そこに広がるシャローエリア。
特に西から東へ流れる下げ潮では、黒潮との相乗効果で激流となり、沢山の魚が集まる絶好の漁場でもあります。
ムロアジ、カツオ、シイラ、カジキ、サメ、そしてGT。
大型GT生息地の北限地とも言われる種子島喜志鹿崎(今では温暖化で更なる北上もあります。)そこに生息するGT、厳しい食物連鎖と弱肉強食の中を生き残るために、大きく強くなったに違いありません。
ここで捕食するとんでもなく強いGTを獲るために特化したモデルを立ち上ることを決意。
(吐噶喇列島、種子島南沖、海外など同じようなフィールドはございます。)
そのロッドに求められるものは、
風よりも潮の流れが強い為、アゲインストで投げなければならない。
その為に必要な、ライナーで打ち込める「OceanSprinter711RS」の高反発でシャープなフィーリング。
そして、激流とウネリ、激しい潮波の中で、縦横無尽に走り回るGTの走りを、安定した体制で受け止め、リフトする「OeanSprinter8110」の懐の深さと強さ。
走りを制御するため、船の強烈なフォローによる高負荷を容易にかけ続けられ、アングラーの負担を軽減する「WhiteInsight7210」の強さの中にある優しさ。
そして重要なことは、一般的な体格(体力)のアングラーが努力の末使いこなすことが出来るスペック、ロッドパワーであること。
開発Spec
・Length : 7ft5inch 強靭なフック(推奨Decoy社7/0以上)を装着できることが前提となる150gを超えるルアーを一日中キャストしても疲れない、そして潮波とウネリの中ハイプレッシャーを容易にかけ続けられるレングス。
長年種子島のGTフィッシングに携わってきた豊生丸 岩元船長のアドバイスもあり、7ft 5inchに決定。
・Line : Pe8-10
・Lure : 100-250g
ショートレングスの為に気になる飛距離ですが、今までの釣行ではほとんどPE10号を使用してきましたが、飛ばなくストレスを感じたことはありませんでした。
ただ、100g-120gほどをアゲインストで投げる際は、「711RS」が優れています。
2021年は、Proto No.1とNo.2を比較テスト。2022年は、更に改良を進めたNo.3とNo.2との比較テストを行いました。
Proto Modelは全部で3種類、下記簡単に説明いたします。
●No.1:PE10号対応ショートレングス、「711RS」の素材構成で約120パーセントのパワーUpの設定でテストスタート
●No.2:No.1がショートレングス高反発なため、ロッドレスポンスが高くあまりにも遊びがなく、2日目3日目となると握力の負担も増えリリースポイントが掴みにくい状況があり、また左右投げを行っても肩への衝撃があり、痛さを感じる程であった。
その為、パワーはそのままに、ロッドの遊びを作るため、そして衝撃を和らげるためにも、若干低弾性カーボンを採用し誕生したブランクがNo.2。
●No.3:No.2流れが強いポイントで良型GTの走りを受け止める粘りと安心感、更には体重を乗せるとグイグイ寄せ上げてくるバットパワーは素晴らしいものがありました。ショートレングスでハイパワーなため、No.1でも感じていたダイビングペンシルの潮波の中での操作時、ラインスラッグを使用しても対応しきれない場面もあり、また様々なルアーに対応できるようリリースポイントを若干広くするために、ティップからベリー部分をほんの少しライトに仕上げたのがNo.3。
2022年、特にNo.2とNo.3を比較テストしてまいりました。
秋の種子島では、確信となるファイトを終え、No3をリリースモデルとして採用。
2023年、夏リリースとなりました。
ご協力いただいた各船長、ご同行いただいた皆様、誠にありがとうございました。
詳しくは下記レポートをご覧ください。
ヒラマサキャスティングでの使用はできますか?
とのお問い合わせを頂いておりますが、お勧めはしておりません。
ヒラマサはGTと違い、スピードがあり、船べりの最後まで縦横無尽に走り回ります。
「OceanSprinetr 7510」は、「WhiteInsight 7210」や「OceanSprinter 8110」に比べると、パワーはありますが、追従性や遊びがございません。
特に船べり近くのヒラマサの突っ込みは、ダイレクトにアングラーに反映されますので、体制を崩しやすくなり、主導権を握られてしまいます。
「OceanSprinetr711RS」も同様です。
腰を落とし体重を乗せることが出来るポールの低さも重要です。もしくは、数歩下がりロッドのベンド頂点がポールにかかるようにすると可能になります。
PE10号を使用した大型ヒラマサにも対応できるGT、マグロのパワーモデルは、
「OceanSprinetr 8110」
「WhiteInsight 7210」
「WhiteInsight 7610」
になります。
是非ご参考にいただければと思います。
また、クロマグロでは使用できますか?とのご質問もございます。
慣れている方であれば100㎏ほどのクロマグロまでは対応可能だと思われます。
しかし、150㎏以上になれば高反発なブランクでは、マグロの瞬間的な動きに対し、アングラー側が対処できない事も考えられます。
体力的にも限界まで追い込まれると、ロッドを無理に立てたり、また急な走りに対し柔軟に対応できずに、ロッドの破損に繋がるどころか、怪我の原因にもなります。
メーカー側としてはこのモデルの使用はお勧めしておりません。またクロマグロとのファイト中の破損等に関しての保証はできかねます。
何卒ご理解とご了承の程よろしくお願いいたします。
(ご注意)
ご購入いただき使用される前には、キャスト練習は当然ですが、リフト練習等をされることをお勧めします。
そうする事で体に負担が少なく安全なホールドスタイルを、体で覚えることが出来ます。
(リフト練習の際は周りに十分に注意し、10㎏程のポリタンクそしてリーダーを長く取りスプールに巻き込みトップからのリーダーは10㎝ほどに調整します。
そして、ロッドは45度の角度でリフトし屈伸運動を行ってください。ラインブレイクや怪我等に十分にご注意ください。)
フィーリングもわからず大きなGTがヒットした際、のされるどころか怪我の原因にもなりかねません。
*英語表記「NorthernLimit」。ロッドに施されたロゴは「NorthernLimite」となっております。
「Limite」とはフランス語となります。
そこに広がるシャローエリア。
特に西から東へ流れる下げ潮では、黒潮との相乗効果で激流となり、沢山の魚が集まる絶好の漁場でもあります。
ムロアジ、カツオ、シイラ、カジキ、サメ、そしてGT。
大型GT生息地の北限地とも言われる種子島喜志鹿崎(今では温暖化で更なる北上もあります。)そこに生息するGT、厳しい食物連鎖と弱肉強食の中を生き残るために、大きく強くなったに違いありません。
ここで捕食するとんでもなく強いGTを獲るために特化したモデルを立ち上ることを決意。
(吐噶喇列島、種子島南沖、海外など同じようなフィールドはございます。)
そのロッドに求められるものは、
風よりも潮の流れが強い為、アゲインストで投げなければならない。
その為に必要な、ライナーで打ち込める「OceanSprinter711RS」の高反発でシャープなフィーリング。
そして、激流とウネリ、激しい潮波の中で、縦横無尽に走り回るGTの走りを、安定した体制で受け止め、リフトする「OeanSprinter8110」の懐の深さと強さ。
走りを制御するため、船の強烈なフォローによる高負荷を容易にかけ続けられ、アングラーの負担を軽減する「WhiteInsight7210」の強さの中にある優しさ。
そして重要なことは、一般的な体格(体力)のアングラーが努力の末使いこなすことが出来るスペック、ロッドパワーであること。
開発Spec
・Length : 7ft5inch 強靭なフック(推奨Decoy社7/0以上)を装着できることが前提となる150gを超えるルアーを一日中キャストしても疲れない、そして潮波とウネリの中ハイプレッシャーを容易にかけ続けられるレングス。
長年種子島のGTフィッシングに携わってきた豊生丸 岩元船長のアドバイスもあり、7ft 5inchに決定。
・Line : Pe8-10
・Lure : 100-250g
ショートレングスの為に気になる飛距離ですが、今までの釣行ではほとんどPE10号を使用してきましたが、飛ばなくストレスを感じたことはありませんでした。
ただ、100g-120gほどをアゲインストで投げる際は、「711RS」が優れています。
2021年は、Proto No.1とNo.2を比較テスト。2022年は、更に改良を進めたNo.3とNo.2との比較テストを行いました。
Proto Modelは全部で3種類、下記簡単に説明いたします。
●No.1:PE10号対応ショートレングス、「711RS」の素材構成で約120パーセントのパワーUpの設定でテストスタート
●No.2:No.1がショートレングス高反発なため、ロッドレスポンスが高くあまりにも遊びがなく、2日目3日目となると握力の負担も増えリリースポイントが掴みにくい状況があり、また左右投げを行っても肩への衝撃があり、痛さを感じる程であった。
その為、パワーはそのままに、ロッドの遊びを作るため、そして衝撃を和らげるためにも、若干低弾性カーボンを採用し誕生したブランクがNo.2。
●No.3:No.2流れが強いポイントで良型GTの走りを受け止める粘りと安心感、更には体重を乗せるとグイグイ寄せ上げてくるバットパワーは素晴らしいものがありました。ショートレングスでハイパワーなため、No.1でも感じていたダイビングペンシルの潮波の中での操作時、ラインスラッグを使用しても対応しきれない場面もあり、また様々なルアーに対応できるようリリースポイントを若干広くするために、ティップからベリー部分をほんの少しライトに仕上げたのがNo.3。
2022年、特にNo.2とNo.3を比較テストしてまいりました。
秋の種子島では、確信となるファイトを終え、No3をリリースモデルとして採用。
2023年、夏リリースとなりました。
ご協力いただいた各船長、ご同行いただいた皆様、誠にありがとうございました。
詳しくは下記レポートをご覧ください。
ヒラマサキャスティングでの使用はできますか?
とのお問い合わせを頂いておりますが、お勧めはしておりません。
ヒラマサはGTと違い、スピードがあり、船べりの最後まで縦横無尽に走り回ります。
「OceanSprinetr 7510」は、「WhiteInsight 7210」や「OceanSprinter 8110」に比べると、パワーはありますが、追従性や遊びがございません。
特に船べり近くのヒラマサの突っ込みは、ダイレクトにアングラーに反映されますので、体制を崩しやすくなり、主導権を握られてしまいます。
「OceanSprinetr711RS」も同様です。
腰を落とし体重を乗せることが出来るポールの低さも重要です。もしくは、数歩下がりロッドのベンド頂点がポールにかかるようにすると可能になります。
PE10号を使用した大型ヒラマサにも対応できるGT、マグロのパワーモデルは、
「OceanSprinetr 8110」
「WhiteInsight 7210」
「WhiteInsight 7610」
になります。
是非ご参考にいただければと思います。
また、クロマグロでは使用できますか?とのご質問もございます。
慣れている方であれば100㎏ほどのクロマグロまでは対応可能だと思われます。
しかし、150㎏以上になれば高反発なブランクでは、マグロの瞬間的な動きに対し、アングラー側が対処できない事も考えられます。
体力的にも限界まで追い込まれると、ロッドを無理に立てたり、また急な走りに対し柔軟に対応できずに、ロッドの破損に繋がるどころか、怪我の原因にもなります。
メーカー側としてはこのモデルの使用はお勧めしておりません。またクロマグロとのファイト中の破損等に関しての保証はできかねます。
何卒ご理解とご了承の程よろしくお願いいたします。
(ご注意)
ご購入いただき使用される前には、キャスト練習は当然ですが、リフト練習等をされることをお勧めします。
そうする事で体に負担が少なく安全なホールドスタイルを、体で覚えることが出来ます。
(リフト練習の際は周りに十分に注意し、10㎏程のポリタンクそしてリーダーを長く取りスプールに巻き込みトップからのリーダーは10㎝ほどに調整します。
そして、ロッドは45度の角度でリフトし屈伸運動を行ってください。ラインブレイクや怪我等に十分にご注意ください。)
フィーリングもわからず大きなGTがヒットした際、のされるどころか怪我の原因にもなりかねません。
*英語表記「NorthernLimit」。ロッドに施されたロゴは「NorthernLimite」となっております。
「Limite」とはフランス語となります。
製品画像
特徴
- ガイド仕様
- ガイド:すべてステンレス PMNST16/PMNSG16/PMNSG20/PMNSG25/PMNSG30/PMNSG40
すべてアンダーラッピングを施しておりますが、ティップセクションは出来る限りシャープさを出すために、できる限りアンダーラッピングを狭く巻いております。
スレッドは、オールブラック仕様
- グリップ仕様
- ハンドルがわかるように、口巻きにモデル名を記載しております。
(グリップジョイント、全モデル)
EVAは全体的に細身の仕様となっております。
硬度と精度が高いEVAを使用することで、可能にしました。
シート:DPS20LD UPロック
グリップ:EVA 寸法は上記画像をご参照ください。
MOVIE
スペック
全長(m) | 継数(本) | 仕舞(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアー重量 | ラインナイロン(lb) | ラインPE(号) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
7ft 5inch | 2本 グリップジョイント | 155.5㎝ | 395g ( #1 : 173g #2 : 222g ) | 3.6mm / 12.0mm | 100g ~ 250g | PE8-10 |
全長(m) | 継数(本) | 仕舞(cm) | 自重(g) |
---|---|---|---|
7ft 5inch | 2本 グリップジョイント | 155.5㎝ | 395g ( #1 : 173g #2 : 222g ) |
先径/元径(mm) | ルアー重量 | ラインナイロン(lb) | ラインPE(号) |
3.6mm / 12.0mm | 100g ~ 250g | PE8-10 |
- メーカー希望価格
- ¥99,000 (本体価格 : 90,000円)
こちらの商品のテスト / 開発状況
-
- 2023.1.8
- 種子島 すみ丸 GTキャスティング OceanSprinter7510
-
- 2023.1.7
- 種子島 すみ丸 GTキャスティング OceanSprinter7510
-
- 2023.1.7
- 吐噶喇列島 GTキャスティング OceanSprinter7510
-
- 2023.1.3
- 種子島 すみ丸 GTキャスティング OceanSprinter7510
-
- 2022.12.29
- OceanSprinter 7510 Proto 吐噶喇列島